※もう当たり前な事なので今さら書きませんでしたが、アウトレットモールもでっち上げております。見たのやら行ったのやらごちゃ混ぜです。
てきとーなのでスルーをお願いします。(;^_^A
では、お話再開といきましょう。
下からどうぞ♪
気持ちに切り換えが出来た分、気が楽になった私は、サラとして敦賀さん扮するカインとアウトレットモールの中を歩き回った。
《わぁ~、これ可愛い♪
おっきいなぁ、クマのぬいぐるみ♪
ふかふかしてる。》
《………。》
《…?
カイン?
どうかしたの?》
いきなり黙りこんだカインに、キョーコのサラ魂が刺激された。
《…抱きつくなら俺に抱きついてくれればいいのに…。》
少し悔しそうに言うカインに、サラは楽しそうに笑う。
《やぁだ、カインったらヤキモチ焼かないでよ。
ただのクマのぬいぐるみよ?》
《…君が抱きつくのは俺だけでいい。》
《カインったら。
逆でしょ?これじゃ。
このクマさん、カインに似てるから可愛いの。》
クスクス笑いながらサラがカインの手をそっと解くと、カインはキョトンとした顔でサラを見下ろしていた。
《俺に…似てる?
どこが?》
《大きくって暖かくて、抱きついてると安心できるトコ♪》
(ひゃあぁっ!!サラちゃん勝手に何を口走っているのよ~!!
…確かに事実だけど。
敦賀セラピー…すごく安心するのよねぇ…でもアホ顔を敦賀さんには…いえっ、誰にも見せられないわっ!!)
…と頭の中で叫んでいても、表情丸出しに気付かないサラ(キョーコ)であった。
《ね、ねぇカイン!!
カインならどのコを私みたいって思うの?》
顔の赤いのをごまかす為に大きなクマのぬいぐるみを抱きしめながら彼の視線を自分から反らそうとサラはカインを促す。
カインはそれに気付きながらも、知らん顔して目の前のぬいぐるみの山の中から、2つをチョイスした。
《ん~、これか、これだけど…こっちかな?》
《茶色のリスと白いウサギで…白ウサギなの?私。》
《どっちも跳ねて駆け回って可愛くて目が離せないけど…茶色より白が似合うからね、サラには。
…そのクマ、貸して?》
差し出された手に、何の躊躇もなく両手で抱えていた大きなクマのぬいぐるみを渡すと、カインはすたすたとレジに持っていって会計を済ませてしまった。
《ちょ、ちょっとカイン!!》
《…俺から君へのプレゼント。
ちょっと妬けるけど、何時も一緒にいられる訳じゃ無いしね。
俺だと思って抱きついててね?》
そう言ってカインがラッピングされたクマを小脇に抱えた。
《…もう…////。
じゃあ私もね?》
サラは今しがたカインが自分っぽいと選んだ白ウサギのぬいぐるみの中から一番大きいものをレジに運んで会計した。
《私から貴方に。
逢えない時の私の替わり♪》
サラがラッピングを待つ間に、英語を聞き取れる店員がいいですか、と2人の前にカメラを出してきた。
時折カップルでお互いにぬいぐるみを贈り合う人達がいるので、記念撮影しているらしい。
戸惑いを込めてサラがカインを見上げると、カインはサラの耳元に口を寄せて小さく呟いた。
《お互い変装してるし、いいよね?》
…それはカインの言葉ではなく、蓮のものだった。
キョーコの胸の鼓動が跳ねていたのは、キョーコの言うアホ顔が周囲に晒され、もろバレだった事は本人だけが分かっていなかった…。
切りのいいとこがここなので、ちょっと長くなりました。m(__)m
てきとーなのでスルーをお願いします。(;^_^A
では、お話再開といきましょう。
下からどうぞ♪
気持ちに切り換えが出来た分、気が楽になった私は、サラとして敦賀さん扮するカインとアウトレットモールの中を歩き回った。
《わぁ~、これ可愛い♪
おっきいなぁ、クマのぬいぐるみ♪
ふかふかしてる。》
《………。》
《…?
カイン?
どうかしたの?》
いきなり黙りこんだカインに、キョーコのサラ魂が刺激された。
《…抱きつくなら俺に抱きついてくれればいいのに…。》
少し悔しそうに言うカインに、サラは楽しそうに笑う。
《やぁだ、カインったらヤキモチ焼かないでよ。
ただのクマのぬいぐるみよ?》
《…君が抱きつくのは俺だけでいい。》
《カインったら。
逆でしょ?これじゃ。
このクマさん、カインに似てるから可愛いの。》
クスクス笑いながらサラがカインの手をそっと解くと、カインはキョトンとした顔でサラを見下ろしていた。
《俺に…似てる?
どこが?》
《大きくって暖かくて、抱きついてると安心できるトコ♪》
(ひゃあぁっ!!サラちゃん勝手に何を口走っているのよ~!!
…確かに事実だけど。
敦賀セラピー…すごく安心するのよねぇ…でもアホ顔を敦賀さんには…いえっ、誰にも見せられないわっ!!)
…と頭の中で叫んでいても、表情丸出しに気付かないサラ(キョーコ)であった。
《ね、ねぇカイン!!
カインならどのコを私みたいって思うの?》
顔の赤いのをごまかす為に大きなクマのぬいぐるみを抱きしめながら彼の視線を自分から反らそうとサラはカインを促す。
カインはそれに気付きながらも、知らん顔して目の前のぬいぐるみの山の中から、2つをチョイスした。
《ん~、これか、これだけど…こっちかな?》
《茶色のリスと白いウサギで…白ウサギなの?私。》
《どっちも跳ねて駆け回って可愛くて目が離せないけど…茶色より白が似合うからね、サラには。
…そのクマ、貸して?》
差し出された手に、何の躊躇もなく両手で抱えていた大きなクマのぬいぐるみを渡すと、カインはすたすたとレジに持っていって会計を済ませてしまった。
《ちょ、ちょっとカイン!!》
《…俺から君へのプレゼント。
ちょっと妬けるけど、何時も一緒にいられる訳じゃ無いしね。
俺だと思って抱きついててね?》
そう言ってカインがラッピングされたクマを小脇に抱えた。
《…もう…////。
じゃあ私もね?》
サラは今しがたカインが自分っぽいと選んだ白ウサギのぬいぐるみの中から一番大きいものをレジに運んで会計した。
《私から貴方に。
逢えない時の私の替わり♪》
サラがラッピングを待つ間に、英語を聞き取れる店員がいいですか、と2人の前にカメラを出してきた。
時折カップルでお互いにぬいぐるみを贈り合う人達がいるので、記念撮影しているらしい。
戸惑いを込めてサラがカインを見上げると、カインはサラの耳元に口を寄せて小さく呟いた。
《お互い変装してるし、いいよね?》
…それはカインの言葉ではなく、蓮のものだった。
キョーコの胸の鼓動が跳ねていたのは、キョーコの言うアホ顔が周囲に晒され、もろバレだった事は本人だけが分かっていなかった…。
切りのいいとこがここなので、ちょっと長くなりました。m(__)m