年齢を超えたあなたの写真で仕事の成功を約束する、オーバー50専門フォトスタイリスト杉本有里子です。
しばらくブログをお休みしておりました。
実は、6月8日に夫が脳梗塞を発症しました。
朝、なんとなく手に力が入らないという夫。
その時、私はもしかしたら脳???
と思い、私の手を握らせたり線の上を歩かせたりしたのですが
異常は無く、そのまま少し休んでもらいました。
しばらく休むと夫は、体調が戻ったということで
予定通り買い物に出かけました。
実は2日後に、我が家でバーベキューパーティーを開くことになっており
数日前からその準備を進めていたのです。
その日は、コストコで食材の調達。
牛肉数キロ、海老やチーズなど様々買いそろえ、午後3時過ぎに帰宅。
その後夫が、炭や着火剤をホームセンターに一人で買い物に行きました。
そして午後4時半頃帰宅すると、夫の口の左側からヨダレが垂れているのです。
聞くと、さっきからヨダレが垂れてしょうがないと・・・
その時、脳の異常に間違いないと思い
千葉脳神経外科病院に電話して、すぐに夫を連れて行きました。
MRIの結果、脳梗塞との診断!
そして1週間入院して、リハビリして下さいとのこと。
そのとき二人で
入院ですか???
と医師に聞き返してしまったのです。
まさか入院なんて・・・
リハビリって、麻痺も無いのに???
今思えば、なんと無知でお気楽過ぎたのでしょうか?
ヨダレが垂れること自体が、麻痺が進行している証拠です。
病院のベッドで、点滴と投薬の治療が始まりました。
その時は、1週間で退院出来ると疑いもしませんでした。
しかし点滴と投薬の治療をしているにもかかわらず
夫の麻痺は、どんどん進んで行きました。
翌朝夫に会いに行くと
左手の動きが悪くなっているのです。
顔も左頬と左の口が、下がっていました・・・
看護師さんに、朝に連れて来てもらえれば・・・と言われ
私も、朝の時点でもしかして???と思ったのだから
なぜ朝に、病院へ連れて行こうとしなかったのか・・・
夫の麻痺は、入院後4日目まで日々進んで行きました。
夫はどうなるのだろうと、押しつぶされそうな不安にさいなまれる日々を過ごしました。
なぜ朝に、病院へ連れて行こうとしなかったのか・・・
私は、何度も何度も自分を責めました。
脳梗塞の治療は、時間との闘いとも言われています。
脳梗塞は、脳の血管が詰まり脳細胞の一部が死んでしまう病気です。
発症から3時間以内であれば、血栓(血の塊)を溶かす血栓溶解療法の効果があるそうです。
夫は1週間で退院どころか、左半身の麻痺のリハビリの為に
発症後20日目に、回復期リハビリテーション病院へ転院しました。
理学療法、作業療法、言語聴覚など、1日に4~5種類のリハビリを熟すスケジュールが組まれ
夫も快適な日常生活を取り戻す為に、日々訓練に励んでおります。
発症して1ヶ月が過ぎ
本日の理学療法では、なんとゴルフのスイングをしておりました。
一時は、どうなるのかと不安に押しつぶされそうな日々でしたが
ここまで回復出来たことに、ホッとしております。
あと一息かな・・・
そして私の記事をここまで読んで下さった皆様
ありがとうございます。
もしあなたご自身に、あなたの大切な方に、あなたの周りの方に
●片方の手足に力が入らない、しびれがある(片麻痺)
※夫は、しびれはありませんでしたが、朝から手に力が入らず、何回かふら付くことがありました
※食事の時に箸がうまく持てないという症状の方もいます
●口をうまく閉められなくなる
※夫は、口の左側からヨダレを垂らしておりました
●言葉が出なくなる
●顔にゆがみが出る
●物が二重・三重に見える
●人の言うことがうまく理解出来ない
●思ったように文字が書けない
こんな症状が出たら、迷わず救急車を呼んで下さい。
脳梗塞は、3時間以内に治療を開始出来るか否かで
その後の後遺症に大きな差が出て来ます。
記事の前半でも書きましたが
脳梗塞は、発症してから3時間以内の治療スタートが要です。
脳梗塞は、脳の血管が詰まり脳細胞の一部が死んでしまう病気です。
発症から3時間以内であれば、血栓(血の塊)を溶かす血栓溶解療法の効果があるそうです。
疑わしい症状があった場合は
迷わず救急車を呼んで下さいね。
しかし発症しないことが一番!!
脳梗塞を含む脳卒中は、がん、心臓病、に並ぶ3大生活習慣病です。
脳梗塞を発症しない為にも、
定期的に健康診断を受け、現在の健康状態を把握し
生活習慣の見直しが大切です。
そして一度脳梗塞になると
完治したとしても20%~30%は、3年以内に再発するというデータがあるそうです。
しかも脳梗塞は、再発するたびに重度の症状が起こるそうです。
それは1度脳梗塞が起こると
症状の度合いに関わらず脳の一部の細胞が損傷を受けているため
再発するとさらに他の脳細胞が損傷を受け、損傷を受ける範囲が広がってしまうからです。
とにもかくにも、脳梗塞などならない生活を心がけましょう。
現在、夫はかなり回復しました。
左手の指先がもう少しです。
明るい未来を信じて、焦らずに過ごして参ります。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
杉本有里子