11月になりました。恒例の10月に読んだ本のご紹介。と言っても10月は『24』にハマっていたり、予約待ちばかりで読みたい本がなかったり、漫画に没頭していたりしたので9冊しかありません。でも、読書量は少ない割に外れがなくてとても恵まれていたかも。
どれもオススメですが、本好き&本屋好きにオススメしたいのが大崎梢の『配達あかずきん』!本屋の日常に絡んだ謎を店員さんが解いていくミステリ。短篇集だし気負わずに読めます。個人的に『6冊目のメッセージ』が特にお気に入り♪
ラブコメ好きには有川浩の『海の底』、にゃんこ好きには若竹七海の『猫島ハウスの騒動』をお薦めします。『猫島~』読んだら江ノ島に行きたくなる事間違いなし!『サンタクロースのせいにしよう』も若竹七海にしては毒がなくて後味が良かった。
佐藤多佳子の『黄色い目の魚』はなんだか身につまされました。私も人との関わりに悩んだり、マジになる事を恐れて一歩を踏み出せないでいるので主人公達にシンクロしちゃってグサグサ刺されまくって辛かった。読んだ後しばらく落ちてたし。。。でも、おかげで弱い自分と向き合えたかも。そして高校時代をやり直したくなった(笑)
そんな訳で何となくやりたい事の方向性が見えてきたような気がする今日この頃。秋の夜長に読書して自分自身を見つめ直すのもいいかも。
佐藤多佳子
・黄色い目の魚★★★★
大崎梢
・配達あかずきん★★★★☆
・晩夏に捧ぐ★★★☆
五十嵐貴久
・TVJ★★★★☆
有川浩
・海の底★★★★☆
浦賀和宏
・松浦純奈の静かな世界★★★★
若竹七海
・サンタクロースのせいにしよう★★★★
・猫島ハウスの騒動★★★★
綾辻行人
・黒猫館の殺人★★★