音楽と親知らずと7〜立志編〜 | 経つつ経つつ

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HelloesのベーシストAPLLON増田の日々の記録。

日々春めいてきて随分と気持ちが良いです。
親知らずブログ、随分久しぶりになってしまいました。


親知らず、抜きます。


この一言を書く決意が固まらず、
一ヶ月経ってしまったわけです。


親知らずに悩まされ、抜歯にビビり、
日々を経つつ経つつして参りましたがもう逃げません。
決戦は4/17の土曜日。もう決まったから。どうしようもないから!!
決意に至った理由は以下の通り。



なんだかんだ年明けから悩まされていた親知らず、
各方面からビビりすぎとか早く抜けといった温かい言葉を頂きながら、
『抜かなくても幸せなんじゃないかなぁ?』とか思っていたのです。


3月初旬。
あだち麗三郎クワルテッットで愛知県亀崎町のイベントに呼んでもらった。


『ろじうら』というイベントで亀崎町のあちこちで色んな催し物があり、
街全体で遊んじゃえ!みたいな素敵なイベント。
ライブ主催者は着付け師のマミーさん。場所は浄顕寺というお寺。
このバンドで今年二度目のお寺ライブである。
ライブも沢山の人に見てもらえたし、亀崎まんじゅううまいし、
打ち上げで行ったお店には山車の設計図あるしで、
それはそれは楽しいイベントだったのだ。


そのイベントの約一週間前。
同バンドのギタリスト、古川麦からツイッターでリプがきた。

『親知らず抜いたなう。』と。

衝撃が走った。
麦が親知らず抜くなんて全然知らなかったし、
そんな素振りも見せてなかったはずなのに。。
えっ?てか事後報告?
全然悩み相談してくれなかったじゃん?!
慰め合いたかったのに...!!


亀崎町に向かう車中で色々話を聞いた。


麦曰く、『歯の治療中に見つかって、ついでに抜くかと思って。』と。

冷たい。
親知らずに対して冷たすぎる。
親知らずに対してはもっとしっかりとした恐怖心を持って接するべきなのに
何だそのコンビニに行くような感覚でこの野郎...


僕はこのやるせない気持ちをぶちまけてやろうと、
ツイキャスなるものに初めて挑戦しようと目論んでいた。
麦が事後報告で親知らずを抜いたことに対して
徹底追及してやろうと思っていたのだが、何せやり方がわからない。
結局配信できたのは帰りの車中、深夜3時。

当然、肝心の麦は勿論、あだち君も武瑠さんも爆睡で、
車中で起きているのは運転していた谷口君と僕だけという有様。
二人とも親知らず抜歯未経験者。

まぁこれならこれで親知らず未経験者同士、
慰め合うなり恐怖を語るなり楽しく過ごそうと思っていたのだが、
結局いつまでも親知らずの事を怖い痛い言っている僕に
谷口君が説教するというとんでもない内容になり、
映像も撮ってくれる人がいないのでひたすら夜の高速が映されるだけ。

『こんなつもりじゃなかったんだ』感にやられて泣きそうになった。


そして3月中旬。さらに衝撃が走る。
僕に説教かましてくれてた谷口君からツイッターでリプがきた。


『親知らず抜いたなう。』


もうだめ。
全然だめ。
ホウレンソウが出来てない。
先週の反省が全然活かされてない。


まぁまぁその時は布団をかんで悔しがりましたが、
一通り悔しがった後に何だか虚無感に襲われ、、

『まぁ、、もう、、抜こうかな。。』


となったわけです。


先日、抜いてもらう歯医者さんに事前検診してもらい
日取りも無事決まりました。


『抜歯中ツイキャスして良いですか?』と聞いたら、
『だめです。』と言われたので、
リアルタイムではご報告出来ないのですが悪しからず。



アポロン増田