Archenemyの計略について | Melodies From Mars

Archenemyの計略について

Archenemyはボス1人に対し、3人くらいの勇者が挑むという新しいスタイルのMTG。
ボス側は必ず先行で、ファーストドローも有り、ライフ40点スタート。
勇者側はライフ20点スタートで、ターン共有。


ですが、それだけだと勇者側が勝つに決まっているので、ボス側は毎回恐ろしいことをしてきます。
バラモスが毎ターンHP回復するみたいなもんですね。


それが計略(Scheme)カード。
ボスは20枚の計略デッキを別に用意して、毎ターン計略を行ってきます。


それなりに効果が強くないと、1対3ならフルボッコな気がしなくもないですが・・・
どうなんでしょうか。
計略カードを見ていきましょうか。


・・・


・All in Good Time( 計 算 通 り )
あなたがこの計略を実行中にしたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。そのターン、計略は実行中にされない。


F/T:そこで貴様の無力さを噛み締めるがいい・・・


いきなりタイムウォークか・・・
現在では5マナ相当の効果がタダで・・・



・Behold the Power of Destruction(はははは、壊れろ、壊れろォ!!)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールするすべての土地でないパーマネントを破壊する。


F/T:実験は概ね成功。ゴーレム、再装填だ。


一人次元の浄化。とはいえ、3人いるうちの1人では、それほどの効果でもないかも。



・Choose Your Champion(次は誰だ?トキか?ラオウか?)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはプレイヤーを1人選ぶ。あなたの次のターンまで、あなたとその選ばれたプレイヤーのみが呪文を唱えたりクリーチャーで攻撃したりできる。


F/T:貴様らが戦う意志を見せなければ、俺はこの星を破壊しつくすだけだ!


1ターンだけタイマンになる。地味かもしれないが、嫌らしいかも。



・Dance, Pathetic Marionette(踊れ、哀しき傀儡よ)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手は自分のライブラリーの一番上から順に、クリーチャー・カードが1枚公開されるまで公開し続ける。あなたはその公開されたクリーチャー・カードのうち1枚を選び、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。これにより公開された他のすべてのカードをオーナーの墓地に置く。


全員からテレミンの演技。
3人から選べるのなら、1人くらいはそこそこいい生物がめくれるでしょう。



・The Dead Shall Serve(死者は私の僕)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手につき、それぞれそのプレイヤーの墓地にあるクリーチャー・カードを最大1枚ずつまで対象とする。それらのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。これらの各クリーチャーは、それぞれ各戦闘で可能ならオーナーを攻撃する。


F/T:かつての主に挨拶してこい。


序盤にめくれると残念。
オーナーを狙ってくるってのがほんと嫌なカードですね・・・w



・A Display of My Dark Power(見せてやろう、カーネフェルの真髄我が闇の力を・・・!!)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、あなたの次のターンまで、いずれかのプレイヤーがマナを引き出す目的で土地を1つタップするたび、そのプレイヤーは自分のマナ・プールに、その土地が生み出したいずれかのタイプのマナ1点を加える。


F/T:我が最強の力とは何だと思っている?力の渇望か?


中二的なカード名・・・w
なんか名前の割りにマナフレアーかよ・・・
でも、これでクソ重いフィニッシャー出されたりするんだろうな。



・Embrace My Diabolical Vision(我が覇道に従え)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各プレイヤーは自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。あなたはカードを7枚引き、その後他の各プレイヤーはそれぞれカードを4枚引く


F/T:貴様らの悪いようにはしないさ。


仕切りなおし・・・って、ちょっと魔王さん引きすぎですよ!
そんなカード。



・Every Hope Shall Vanish(希望など無かった。所詮、人間だな)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手は手札を公開する。あなたはそれらのそれぞれの手札にある土地でないカードを1枚ずつ選ぶ。それらのプレイヤーはそれらのカードを捨てる。


F/T:こんなもので何をしようと言うのかね?


全員思考囲い。
アド取れる計略はみんな強い。



・Feed the Machine(使徒を、食ってる・・・)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自身か他のどちらかを選ぶ。そのプレイヤーが自身を選んだ場合、そのプレイヤーはクリーチャーを2体生け贄に捧げる。そのプレイヤーが他を選んだ場合、他のあなたの各対戦相手はそれぞれクリーチャーを1体生け贄に捧げる。


F/T:我が歯車の潤滑油となれ。


選択権があるものの、布告なのでそこまで弱くはないかと。



・I Delight in Your Convultion(いい顔だァ・・・)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手はライフを3点失う。あなたはこれにより失われたライフの点数に等しい点数のライフを得る。


F/T:気分はどうかな?私には理解できそうにないが。


ドレイン。地味だけど嫌な効果。9点ゲインって結構厄介ですよね。



・※I Know All, I See All(我は全知全能の神・・・)
(持続計略は破棄されるまで表向きのまま残る。)
各対戦相手のアンタップ・ステップに、あなたがコントロールする全てのパーマネントをアンタップする。
各終了ステップの開始時に、このターン、いずれかの領域からあなたの墓地に3枚以上のカードが置かれていた場合、この計略を破棄する。


覚醒。
攻撃が通りにくかったり、インスタント構えられたりしますが、そこまで強力な効果でもないかな。



・Ignite the Cloneforge!(クローン生成を開始する・・・)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、いずれかの対戦相手がコントロールするパーマネントを1つ対象とする。それのコピーであるトークンを1つ戦場に出す


F/T:英雄が進化するなら、それを複製すればいい。


パーマネントコピー。
使い勝手は良くないですが、昨今はPWがいっぱいいるので・・・PW除去になったりします。
序盤でも、とりあえず土地とかコピーしておけばいいかと。



・Introductions Are in Order(やあやあ我こそは・・・)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、以下の2つから1つを選ぶ。「あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」「あなたはあなたの手札にあるクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。」


F/T:我が眷属を紹介しよう。さあ、恥ずかしがることはないぞ。はい握手。


1枚減って、双呪できなくなった歯と爪。
結構強いのでは。



・The Iron Guardian Stirs(来て!ジャイアントロボ!!)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、無色の4/6のゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。


F/T:この程度すら打ち崩せんとは・・・失望したよ。


4/6が1ターン目とかに出てきたらおかしなことになりますね。



・Look Skyward and Despair(空を見上げ、そして絶望にひれ伏すがいい)

あなたがこの計略を実行中にしたとき、飛行を持つ赤の5/5のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。


これも単純かつ強い効果。早めに出れば、それだけで1人倒せるやも。



・May Civilization Collapse(俺は壊すだけだ・・・この腐った世界を!!)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自身か他のどちらかを選ぶ。そのプレイヤーが自身を選んだ場合、そのプレイヤーは土地を2つ生け贄に捧げる。そのプレイヤーが他を選んだ場合、他のあなたの各対戦相手はそれぞれ土地を1つ生け贄に捧げる。


F/T:これで貴様らもその態度を改めざるを得まい。



・Mortal Flesh is Weak(貧弱、貧弱ゥ)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手のライフの総量は、それぞれあなたの対戦相手の中で最も低いライフの総量になる。


F/T:永遠の生を受け入れればよかったのかもしれん。が、貴様らがここで死ねばいい話。


ライフ平等化。
盾役みたいな感じで1人だけ消耗していると効果大。



・My Genius Knows No Bounds(俺は天才だ~!!)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、あなたは(X)を支払ってもよい。そうした場合、あなたはX点のライフを得て、カードをX枚引く。


F/T:つ晒せば自分を晒す。 二つ晒せば全てが見える。 三つ晒せば地獄が見える。


ある程度マナがある時にめくれると、恐ろしいことに・・・
3マナくらいでも十分脅威。



・※My Undead Horde Awakens(目覚めよ、タルカス、ブラフォード!!)
(持続計略は破棄されるまで表向きのまま残る。)
あなたの終了ステップの開始時に、いずれかの対戦相手の墓地にあるクリーチャー・カードを1枚対象とする。あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。
この計略により戦場に出されたいずれかのクリーチャーがいずれかの墓地に置かれたとき、この計略を破棄する。


序盤にめくれても、効果こそ発揮しないものの、破棄もされないので、牽制にはなる感じです。
ハンデス効果との相性も。



・My Wish Is Your Command(ジャスティス!!)

あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手は手札を公開する。あなたはそれらの中からクリーチャーでも土地でもないカードを1枚選ぶ。あなたはそれをマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。


大概はPWがパクられます。



・※Nothing Can Stop Me Now(止めてみろ!)
(持続計略は破棄されるまで表向きのまま残る。)
いずれかの対戦相手がコントロールするいずれかの発生源があなたにダメージを与える場合、そのダメージを1点軽減する。
各終了ステップの開始時に、このターン、あなたに5点以上のダメージが与えられていた場合、この計略を破棄する。


3人もいるので、意外と破棄条件が緩いのが難点。



・Only Blood Ends Your Nightmare(貴様が血を流せば、悪夢も終わろう)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手はクリーチャーを1体生け贄に捧げる。その後、クリーチャーを生け贄に捧げなかった各対戦相手はカードを2枚捨てる。


F/T:フハハハ、悔いても遅いわ。


序盤や全体除去後に出たら、それはそれで2枚ディスカードという悪夢。
いつ捲れても嫌なカード。



・The Pieces Are Coming Togather(パーツ集合せり)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、カードを2枚引く。このターン、あなたがアーティファクト呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。


F/T:衆愚は機械を組む。が、我は運命を組み上げる。


アーティファクト多めの構成じゃないと意味が薄いかと思いきや、2枚ドロー。
そりゃ、専用にデッキ組めばもっと鬼畜ですけど。



・Realms Befitting My Majesty(我にこそ相応しい地だ)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、あなたのライブラリーから最大2枚までの基本土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。


F/T:帝王はこの俺だッ!依然変わりなくッ!!


序盤に出たらかなりやばい。



・Rotted Ones, Lay Siege(腐った連中ども、フクロにしちまいな)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手につき、それぞれ各戦闘で可能ならそのプレイヤーを攻撃する黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体ずつ戦場に出す。


F/T:脳を食らうまでは帰ってこなくていいから。


要は2/2が3体くらい出てくる、と。
場面によってはただ殉死するだけだったりするので、微妙。
序盤なら酷い。



・Surrender Your Thoughts(思考をこちらに渡せ)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自身か他のどちらかを選ぶ。そのプレイヤーが自身を選んだ場合、そのプレイヤーはカードを4枚捨てる。そのプレイヤーが他を選んだ場合、他のあなたの各対戦相手はそれぞれカードを2枚捨てる。


F/T:貴様「そのもの」でも構わんが。


捨てる枚数多いな・・・
序盤、後半ともに嫌なカード。



・Which of You Burns Brightest?(汚物は消毒だーー!!誰が一番キレイに燃え上がるかな?)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、対戦相手1人を対象とする。あなたは(X)を支払ってもよい。そうした場合、この計略はそのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーに、それぞれX点のダメージを与える。


F/T:これでわかっただろう。貴様も、貴様の家族も、貴様を知る全ての者共も。


やっぱり1人限定というのがイマイチだったりします。
とはいえ、後半なら1人倒せるくらいの効果だったりしますし、弱くは無いです。



・Your Fate Is Thrice Sealed(稲妻十字空烈刃)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを公開する。これにより公開された全ての土地カードを戦場に出し、残りをあなたの手札に加える。


F/T:怠けるな!大地よ、我に従え!


単純な3ドローよりも強力。
3ドローだけでも強力だってのに・・・



・Your Puny Minds Cannot Fathom(言ってもわからぬ馬鹿ばかり)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、カードを4枚引く。あなたの次のターンまで、あなたの手札の上限は無い。


F/T:さて、この世界の遥か彼方まで見てきたよ。貴様の居ない世界をな!


4枚引くだけで既にやばい。上限が1ターンなくなるので、引いたはいいけどすぐ捨てるみたいなこともない。
強い・・・



・Plots That Span Centuries(何世紀にも渡って画策してきたのさ)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、次にあなたが計略を1つ実行中にする場合、代わりに計略を3つ実行中にする。


F/T:どう料理してやろうか・・・わっかるかな・・・わっかんねぇだろうな・・・


このターンは何もしないけど、次には計略を3つも実行できるという。
1枚でも恐ろしい効果ばかりですが、これは3つも実行するとどうなるのか・・・


※印は持続計略(一定時間効果が持続するタイプの計略)


※※カード名の訳およびF/Tは適当です。


・・・


さて、こんな感じでしたが、やっぱりどれも凄い効果ですね。
でも、これだけやっても1対3の戦力差ってのはそう簡単には埋まるものじゃないんですよね。


その辺、工夫してデッキ組むと、いい感じに拮抗して面白いんじゃないでしょうか。
俺は戦士役で、お前は魔術師!で、お前は遊び人な。
みたいな感じで。


または

ディオVS承太郎、ジョセフ、ポルナレフとか。



デモプレイのレポ読むと結構面白そうなんですよねー

言ってること、やってることは中二ですが、それがいい。


最悪、勇者側は1人でデッキ3つ回すとかすれば2人からでもプレイできますね。
でも、やっぱりそこは多人数でやりたいところ。


MO対応すればいいのに。
切実に。