2013年夏は大飯原発を停止させても、電力供給は問題ありませんか? | 三橋貴明氏の原発再稼働を批判するブログ

三橋貴明氏の原発再稼働を批判するブログ

原発を延命するのに使うお金、次のエネルギーを開拓するのに使うお金。
次に原発が事故る確率と、次のエネルギーの技術革新が起こる確率。
次に日本で大地震が起こる確率と、原発の組織内で癒着が起こる確率。

三橋貴明氏の経済政策は正しいが、原発推進は間違い。

電力が足りる/足りないの話で出てくる電力需給に関する数値は、どれぐらい確かなのか、真に突き詰めてみると、内訳がよく分かりません。あいまいなので議論が収束せず、いささか無駄な労力になっている感じがします。

いろいろと調べておりました。検索すると、電力が足りる派/足りない派の両立場から、電力需給に関するページが数多く見つかりますが、本当に正しいのかどうかを突き詰めていくと、結局、どれも確定的ではなく、実際の設備の状況や他社・融通できる範囲などは、関電側しか分からない、ということになってしまいました。

大飯原発が再稼働した際に、関電の最大供給力があまり増えなかった件に関して、「検査作業で止まっている姫路第二発電所以外は、検査やトラブルではなく需給状況を見て停止させている」という記事があります。
正しく把握するなら、以下の方のように、実際に関電へ電話してお伺いするのが、最も確かなのかもしれません。真摯に答えてもらえるようです。「「採算が取れないため」という理由で計画停止しております。トラブルなどで停止しているわけではありません。」「でんき予報の最大供給力には、計画停止中のものは含んでいないためです。」だそうです。
「新たな安全設備の基準のために、2013年7月に大飯原発が停止する、という記事があったのですが、今夏は大飯原発を停止させても、電力供給は問題ありませんか?」と、関電に聞くといいですね。

参考: 今夏の電力需給見通し (2012/04)
http://www.kepco.co.jp/pressre/2012/pdf/0423_1j_02.pdf