どーも35番エマニエルです。
昨日は寝落ちしたので、朝の更新。
今回もソーシャルの紹介です。

ガールフレンド(仮)は、サイバーエージェントがamebaで展開するソーシャルカードゲームです。「ガールフレンド(仮)」というタイトルで、(仮)までタイトルです。あーややこしい!

ハーレムを作るゲーム

このゲームは学校内の女の子と出会い、関係を進展させ、好感度を上げ、やがてハーレムを作るゲームです。

いや、たしかに公式には「ハーレム」なんて一言も書いてありませんが、そうとしか思えないんです!

女の子のキャラクターがいい!

舞台は学校で、キャラは同級生、後輩、先輩、先生などいろいろ登場します。部活をやっているなど設定も充実していてキャラが立っている娘ばかりです。

その女の子はなぜかみんな、主人公に興味深々で、どんどん主人公のまわりに強大なハーレムが築かれていくことになります。

女の子のセリフが多い!

女の子のキャラクターを支えているのは豊富なセリフです。

マイページでのセリフや「登校」モード(いわゆるクエスト)はもちろん、様々なところでセリフが用意されており、そのバリエーションが多いのです。また、自分を呼ばせる名前を設定でき、セリフによってはその名前で呼んでくれるのはうれしい機能です。

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「○○」は画面キャプチャ用に設定した名前で、ここに自分の名前を入れられます。
じつは、フリーワードが入れられるゲームでは当然あるべき、放送禁止などの用語チェックがないようです。
エッチな言葉を言わせる調教プレイなんて、絶対しないように!

登校モードは、ステージによって朝、放課後、夜という時間帯の設定があるのですが、時間帯によってセリフが変わるという芸の細かさです。

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登校モードでは、朝・放課後・夜でその時間にあったセリフを言ってくれます。
夜なのに学校にいるのはどうなんだ、とかは言っちゃダメ!

ボイス

このゲームは、女の子に声優さんが声を演じているのが最大の売りです。特に有名な声優さんが多数参加しているということで注目されています。

でも、声がついているのはレア以上です。無課金ですと、すべての女の子の声を聞くことはかなり難しいでしょう。現状ではトレード機能もありませんし。また、声がついていても、全部のセリフにボイスがついているわけではなく、いわゆるフルボイスではありません。

特に人気のある声優さんが声をあてている女の子は、SR、SSRといったレア度で、入手が非常に困難です。入手には、相当に課金キューピッド(ガチャ)を回す覚悟が必要です。しかも3段階めまで「進展」(いわゆる進化)させるとなると、それはもう、大変でしょうね!

ボイス再生に関する注意

このゲームはBGMなどなく、ボイス以外はサウンドはありません。なので、外でプレイしたりしているときにうっかりボイスが流れないように注意! いちおう、ボイスを再生/再生しないモードを切り替えできるようになっていますので、活用したいところです。

また3Gでプレイしているときはボイスを再生すると読み込みに時間がかかるので、気をつけましょう。

「エール」を送って強化、3段階に「進展」

女の子は、他の女の子から「エール」を送ることで強化されます。(これはほかのカードゲームでいうところの「合成」にあたる強化です。)

また同じ女の子同士を合わせることで、主人公とその女の子との間柄が「進展」します(他のカードで言うところの進化です)。「進展」させるとイラストが大きく変化します。最初はみんな制服なのが「進展」すると部活のユニフォームや私服になったりして、大きく変化するのが楽しいです。

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カルタクイーンを目指す、振袖姿が魅力の伊勢崎郁歩。
ノーマル、進展してハイノーマルなのでボイスはありません。

イラストがかわいい

女の子のイラストはみんなかわいいです。

特に気に入ったのはマイメニューです。マイメニューでは、ひとりのキャラがドーンと表示さます。

この手のゲームで定番の、5人ぐらいをならべて表示するマイメニューにあまりに見慣れていたので、こうやってアップで表示されるのは新鮮で、ちょっとドキドキします。さらに、キャラが瞬きする仕組みまで入っているのにはびっくりです。

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マイメニューでは、このようにどーんと大きく表示されます。
女の子は放送委員の櫻井明音。
とても元気で、ちょっと早口言葉でかんでも、それがまたかわいい!
声を演じるのは佐藤利奈さん。

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マイメニューでは、このようにまばたきする仕組みがあります。
女の子はのんびりやさんの後輩、柊真琴。
声を演じるのは荒川美穂さん。陽鞠ちゃんのなかのひとです。

女の子をカードとして扱わない工夫

このゲームは、内容としてはまあ普通のカードゲームではあるのですが、よくあるモードに、内容にあった名前を付けています。特に「合成」「進化」という名前を使わないあたり、女の子をカード扱いしないでちゃんとキャラクターとして扱っている、と感じられ好感が持てます。

  • クエスト→「登校」
  • ガチャ→「キューピッド」
  • 合成→「エール」
  • 進化→「進展」
  • お宝→「秘蔵写真」
  • デッキ→「センバツ」
  • ボス→「告白ガール」
  • ギルド→「部活」

女の子の応援をたくさん受けた方の勝ち

プレイヤーバトルでは「センバツ」(いわゆるデッキ)に入った女の子がたくさん応援してくれたほうの勝ち、となっています。

たくさん応援される、といっても、要は攻援力の合計が相手の防援力の合計を上回れば勝ち、という、よくあるカードゲームのバトルではあります。

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女の子の声援の多さで勝敗を決めるプレイヤーバトル。
この子たちが自分に声援を送ってくれているのです。ああ、なんて健気な子たち!

主人公(自分)は、ハーレムを築くべく(公式設定ではなく妄想ですが)、たくさんの女の子にちょっかいを出しまくっているスケベ野郎です。

でもバトルのときは、何股もかけられている当の女の子たちが、主人公(自分)を勝たせるために揃って声援を送ってくれるのです。その光景を妄想すると、なんて健気な! と胸が熱くなります。

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バトルの後、勝ったり負けたりでちゃんと女の子のセリフがあります。こまかい!

好感度

女の子には自分に対する好感度のパラメータがあります。好感度をあげると新しいボイスがアンロックされたりするので、ボイスの設定のある女の子は、とりあえずマックスまで好感度を上げたいところです。

そうしてますます主人公にらぶらぶな女の子が増え、ハーレムが充実していくわけです。(妄想)

本命

女の子の1人を「本命」にすることができます。

本命といっても、そこはハーレムを作っているこの主人公のこと、いくらでも変更することができますので重く考える必要はありません。

実際、「本命」といっても普段はマイメニューに表示されるという意味しかありません。プレイヤーバトルでは、センバツに選ばれてなければ参加しません。

告白タイム

本命の子が一番活躍するのがこのときです。

「登校」モードで「告白ガール」が主人公に告白しようとしてきたら(※訳:ボスとのボス戦が発生したら)、本命の子が告白ガールを阻止します(※訳:本命に設定したカードでボスと戦います)。……せっかく阻止しても、勝利報酬により、告白ガールは主人公のハーレムの一員になってしまうんですけどね。

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告白ガールが現れた!
ソフトボール部の皆口英里さん。

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本命ガールの活躍で告白ガールを阻止。
ここでも勝利時のセリフが用意されていて、ホントよく行き届いています。
今回の本命ガールは図書委員の村上文緒さん。
声は名塚佳織さんです。

ここでも、やっていること自体はよくあるカードゲームと変わらないなのですが、「告白ガール」とか設定をつけるだけで、楽しくなります。凝ってるなあ、と思うと同時に、罪作りな主人公(自分)に胸が痛い思いです。

クラス

このゲームではランク制度があり、1週間のポイントでランクが昇格、または降格します。

まず、ランダムで15人程度の「クラス」に振り分けられます。「クラス」というと、和気あいあいとしたものを連想しますが、周りは全員敵! わりとほのぼのとした世界のゲームですが、クラスのなかだけは「北斗の拳」並みの世紀末世界なのでお間違えなく!

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クラスランク5位。あと1200ポイントぐらい差をつめないと上に進めません。
女の子の隣に表示されているアバターは、プレイヤーの属性を表しています。

クラス内で上位なら上のランクに昇格、下位なら降格、まんなかあたりだとそのクラスにとどまる、という具合です。さらに重要なのは、ランクとクラス内の順位により報酬がもらえますので、やはり上を目指したいところです。

クラス内のランクを決めるのが「メンズpt」です。メンズptは、登校モードとプレイヤーバトルで稼ぐことができます。バトルで稼ぐ場合、同じクラスのプレイヤーとバトルすると、通常の倍のメンズptを獲得できます。クラスメイトを狩りまくってメンズptを稼ぎましょう。バトルだけでなく登校モードでもけっこうばかにならないポイントが稼げますので、登校モードもしっかりこなしましょう。

日直

クラスに入っていると時々「日直」になることがあります。日直になるとバトルのときにボーナスが入ります。

それもうれしいのですが、なによりうれしいのは、それぞれの女の子に日直のとき専用のセリフが用意されていることです。

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ロシアからの留学生ユーリヤ・ヴャルコワさん。
バレエ部所属の1年生。
声優さんは上坂すみれさん。 最近では凸守のなかのひとです。

デート

女の子とデートする、という要素があります。

ギャルゲーあるあるで、登場するヒロインみんなにいい顔をした挙句、どの女の子のエンドも迎えられない、というのがあります。そのため、ギャルゲーではとりあえず一人の女の子一途に攻略、というのが基本です。

ところが、このゲームは何人の女の子とデートしたかで報酬があるため、むしろ多くの女の子に手を出すのが正解です。

デートにはチケットが必要なのですが、これが各種報酬としてしか入手できないため、デートする機会は貴重です。ですからいちどデートした女の子ともう一度デートするなんてもったいない!チケットを無駄にせず、きちんと毎回違う女の子とデートするよう心がけましょう。

……なんともすがすがしいまでにハーレムづくりに一直線なゲームです。

デートすると、リアルにその日はずっとその女の子とデートしていることになります。デートしている女の子がセンバツに入っていると、バトルのときに攻援力が50%もアップする、というシステムがあります。できれば、なるべく主力の女の子とデートしたいところではあります。

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デートする際には、まず女の子とデートの約束を取り付けるイベントが発生します。
デートの約束を取り付けるイベントは、おっさんギャルゲーマーならときメモを思い出す作りです。

バイト

女の子といっしょにバイトをすることができます。バイトを始めると、設定されたリアル時間経過すると終了で合成ポイントが稼げるほか、一緒にバイトした女の子の好感度が上がります。

バイトは始めれば放置しておけばいいタイプなので、その間、「登校」したりバトルしたりすることができます。

……そのため、実際には女の子だけがバイトしていて主人公は給料を吸い取る女衒かヒモなのではないか、とつい妄想しています。

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バイト画面。
バイトを重ねるごとに新しいバイトができるようになり、報酬がよくなっていきます。

ソーシャル要素は部活とともだち

「部活」はいわゆるギルド、「ともだち」はそのままゲーム内フレンドです。

いまのところ部活ごとのランキングや部活同士のバトルといった要素はないようです。ただし、部活に寄付して部活に施設を設け、バトル時に有利にする、といった要素があるようなので、入らないよりは入っておいたほうがいいでしょう。

ボイスだけじゃなく、すごくよくできている!

有名声優さんが多数参加しているというところに注目されているゲームですが、実際にプレイしてみるとゲームの雰囲気づくりがすごくうまいです。

セリフがすごく多くて、カードゲームではありますが、個々の女の子の存在感がしっかりしています。

やっていることはカードゲームなのに、セリフや用語の使い方などでこんなに雰囲気が変わるのかと感心しました。運営のサイバーエージェントさんはモバマスを実際に運営しているCygamesさんの親会社ですし、そこで蓄積されたノウハウが発揮されている部分もあるのでしょうね。

女の子ゲームが好きな方には、ボイスに興味があるかどうかはさておき、一度プレイしてほしいゲームです。