北海道にも祝入荷! 改めまして『みんなのあるあるプロ野球』 | 手当たり次第の読書日記

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新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。
新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。

みんなの あるあるプロ野球/カネシゲ タカシ
¥1,000
Amazon.co.jp


という訳で週刊誌のみならず単行本まで発売日が遅れる北海道でも、やっと発売の運びとなりました!

ツイッターの「野球大喜利」から生まれた1冊、『みんなのあるあるプロ野球』です。

しかしこのアマゾンの画像はナンですねえ。これじゃ書店で探す役にはあんまり立ちませんよー。だって、このボールのイラストを完全に覆い隠す帯がついてるんですもん。そこには「横浜DeNAあるある」の中の1つ、「監督だけが絶好調」のイラストがどーん!と載っている訳でありまして。この本を買おうと思った皆さん、探す時の目印は「ボール」ではなく「中畑監督」ですのでご注意を(笑)。

北海道での入荷は今日でしたが、公式の発売日は3日前だったんですよね。で、その日の朝からツイッター上では野球大喜利愛好者諸氏の「買いました!」の声が相次いでいたのですが……何と、早くも増刷が決まったとか。講談社偉い! 凄い! 英断!(初版が少なかっただけとは言わない方向で/爆)

「この本があれば巨人ファンと阪神ファンも一緒に飲める!!」という帯コメント(ビビる大木)通りの本です。ツイッターで毎日展開されている野球大喜利をリアルタイムで見ていると、投稿されるネタははっきりいって玉石混交なんですよ。何というか、面白い面白くない以前に「こういう揶揄の仕方はやめなよ……」と思ってしまうようなものも結構あるんですよね。野球に限らず「ネット上のファン」という人種は、えてして「ライバル」という存在を本当に「宿敵」だと見なしてしまって、口を開けば本気の悪口ばかり、ということも少なくないものですし。

しかしこの本の、投稿総数1万9600本の中から選ばれた約440本のネタの中に、そういう「悪意」を含んだものは採られていません。どのチームのファンがどのチームのネタを見ても、同じようにくすっと笑えます。それこそ、他チームのファン同士でも、「同じ野球ファン同士」として笑い合えますよ。

ところで最初にこの本の話をした時に、私の投稿も採用されましたと自慢(赤面)させて頂いたのですが、実はそのくせ「自分がどんなネタを投稿したか忘れた」という「野球大喜利あるある」が起こっちゃったんですよね(爆)。

今日、買った本を開いてみてやっと「あ、これだったか」と思い出したという次第でありました。ここに書く度胸のない小心者なので、見たいという奇特な方がもしいらっしゃいましたら是非『みんなのあるあるプロ野球』お買い上げを! 「北海道日本ハムあるある」の章、69ページです(笑)。