小さなボトルの物語 | 青空アロマテラピー!

青空アロマテラピー!

ココロ、感じるままに空に投げたら、きっと輝く虹になるっ

こんにちは!


青空アロマテラピー!の 井上 ミウ です。


私のセッションのひとつに

『フレグランス・ポートレート』

というものがあります。



おひとりおひとりのイメージを

私、アロマセラピストの井上ミウが

オリジナルで調香するメニューです。


詳しくはこちら



このメニューで使っている香水ビン(ボトル)、

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ヒロミチ アトマイザー


という会社のものなのですが、


昨日、代表取締役の方とお電話でお話出来まして、


なんと、このボトルを作れる技術のある方が
お年を召したり、もう亡くなられたりして、

製造出来なくなっているとか。


ああ、ショック!!!



はじめに…

そう。もう10年以上も前になります。



はじめに、調香のオーダーをいただいた時、
私にできるだろうか?
と、迷いがありました。



「私のイメージでローズの精油を使ってブレントして
香水を作って欲しい。」



とてもステキなことだけれど…。



その時、当時住んでいた吉祥寺のアンティーク輸入雑貨屋さん、
伝説のw「jubilee market ジュビリーマーケット」で
こちらの香水ビンと出会ったのです。

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もう、長年使っているので、最近金線がはげてしまいました。


一気にイマジネーションが溢れました。


この香水ビンには、物語を紡ぐ力があります。



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そして、いくつか作らせていただいて、

時間が経って行きました。


その間、
長男の自宅介護が始まり、
長女が生まれ、
次男が生まれ、

一生懸命、家族のために生きてきて、

やっと長男が高校を卒業して付き添いから離れ、

活動に本腰を入れられるようになったら…。

もう、手に入らないボトルになってしまった。



そう、時間はどんどん過ぎていたのですね。


自分の人生だって、そう。


ちゃんと悔いなく生きなくちゃね…。

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今日、ヒロミチさんに、いくつかボトルを注文しました。

このシリーズ、どれも、在庫はほんの少し。



もし、このボトルが手に入らなくなっても、
きっとまたステキなものに出会える。

でも、


このボトルがくれる物語を

おひとりおひとりのイメージに合わせて選んで

今現在の『フレグランス・ポートレート』は完成するのです。



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