みなさん、おはようございます。
明日から3連休という方も多いと思います。
弊社は休みませんから、いつでもお見えくださいね。
とくに現在、既会員の方については
弊社スタッフと直接コミュニケーションを交わすチャンス !
いい物件には、たくさんの買い手さんが集中しますからね。
それだけに、どうしても親しいお客様を優先してしまいます。
いくらインターネットで物件情報が見れるとはいえ、
フェイス・ツー・フェイス
がなければいい関係にはなれません。
いい関係にならなければ、いい物件情報も得られません。
そしてまた、
いい関係でなければ、お客様からの信頼も得られません。
私は、いつもこう思って仕事をしておりますよ。
さて今日は、 400
という数字に関連したお話をいたしま~す。
今や、私たちには、
事務作業を行うときにはパソコン(PC)は必需品です。
ホントPCを使うのと使わないとでは、
事務作業の効率が全然違いますからね。
第一、書く紙が不要です !
直接紙に書かないからペンも要らない !
もし書き間違えても、消しゴムは要らないし、
演算機能を使えば電卓も不要、しかも計算も早い !
書いた記録を大切に保存する棚や引き出しも必要ありません。
こんなことは、今の若い世代の人たちには、
極々当たり前のことなのかもしれませんけど、
少なくとも私の世代以前の会社人間にしてみれば、
PCの登場は、事務作業を根本的に変えた革命なんであります !
でも、その一方で直接字を書くことが少なくなり、
綺麗な字が書けない、漢字が読めても書けない、
といった弊害も生じていることは周知の通りでしょう。
ところで、みなさんは、
最近、原稿用紙を使ったことありますか ?
(おっ~と ! 人に尋ねる前に自分のことを先に話さんとイカンね !)
私、32年前の大学の卒論では間違いなく使用してます。
銀行の採用試験のときには原稿用紙に作文を書いたと思います。
直近では、返済の督促状(内容証明)を書いたときに使いましたねえ。
(しかし、それももう15年以上前の話ですばい !
今はパソコンで作成するのが普通で、手書きすることは稀ですね !)
ホントそれほど懐かしい原稿用紙ですけど、
これって一般には400字詰になっていますよね !
なぜ原稿用紙が400字詰になっているのかご存知ですか ?
実はこれ、江戸時代のおる禅僧の執念からなのですよ !
京都にある黄檗山(おうばくざん)万福寺は、
曹洞宗や臨済宗とともに
日本の三大禅宗といわれている黄檗宗の本山であります。
その塔頭である宝蔵院を建てた鉄眼禅師(てつげんぜんし)は、
一切経(いっさいきょう)という膨大な量のお経を印刷して刊行する
ということを決意し、実行したのです。まさに有言実行でありました。
(因みに、一切経の底本である大蔵経は仏教百科事典というべきもので
黄檗宗を日本に伝えた僧・隠元和尚が中国から持参したものであります)
そのためには、
まずは印刷用の木版を手作業で作らなければならない。
ところが、
鉄眼禅師は、14年という長い歳月をかけて
実に、6,956巻6万枚という大量の木版を彫りあげたのです。
これが鉄眼版といわれる一切経なんです。(この時彼は52歳でした)
(そしてこの完成の翌年、彼は53歳で没することになります)
さて、その木版の字詰が、
20×20の400字詰だったことから、
原稿用紙の字詰が決められたわけなんです。
つまり、
原稿用紙の字詰には、鉄眼禅師の信仰にかける
すさまじい執念が込められているというわけなんですよ !
因みに、この木版の書体が明朝体のルーツといわれています。
参考までに、黄檗山宝蔵院のホームページを貼っておきますね。
http://www.tetsugen-zakura.com/index.html
いかかです ? 昨今は、ほとんどがPCで事務処理する時代ですけど、
お子さまやお孫さんたちは、原稿用紙に作文を書いていると思います。
なにかの折に、鉄眼禅師の話でもしていただければ幸いです。
と、言いつつも、
今日も一生懸命PCに向う私です。
追記
今日、どうして私が400という数字にこだわったのか
わかる人、手をあげてみて !・・・・・何人かいらっしゃるかな ?
そう、今日のブログで、通算400回目を数えたのであります。
イチロー風に言うなら、「これは単なる通過点にすぎません」
明日から、また初心に戻ってブログっていきますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
たまには弊社のホームページも見てくださいね。
(私の本業は、不動産売買の仲介ですよ !・・・わかってます ?)
それから、スタッフのプログ(あおぞら日誌)もよろしくね !
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