妊娠と薬~持病を持っての妊娠 | かふぇもかのブログ

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ブログ友達さんが、


「妊娠中に薬を飲んだ場合の、赤ちゃんへの副作用」

「膠原病もちで妊娠する事による、赤ちゃんへの影響」


を心配されていたので、ちょっとまとめてみようと思います花


※私は医療従事者ではありません。自己判断でお願い致しますあせる



私が出産したのは、もう7年前になりますが。

私もSLEを発症していましたので、赤ちゃんが元気に生まれてこられるのか・・と

妊娠前からとても心配でした。


<抗SS-A抗体>


まず、妊娠に際して、事前に抗SS-A抗体が陽性かどうか調べてもらいました。

抗SS-A抗体は、さまざまな膠原病で現れる抗核抗体です。

出現率は、SLEで40~50%。

この抗体が陽性の場合、母体の血液中の抗体が胎児に移行する結果、

1割ほどの確率で新生児ループスが発症します。


私は、陰性でした。



<妊娠と薬外来>


次に、妊娠時の薬の副作用について調べました。

「妊娠と薬」で検索をかけると、沢山ヒットします。

私は、膠原病主治医のみでなく、妊娠や薬の専門医にも相談したかったので、

当時、妊娠と薬外来も受診しました。



リラックマ現在一番有名なところは、国立成育医療研究センターの「妊娠と薬情報センター」の様ですね。

費用は確認していません。

今だったら、こちらを受診したかったかなぁ~ダッシュ

http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

↑国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」


http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2012/06/0628.html

↑女性と薬 ~広がる出産へのサポート~ - NHK 特集

成育さんの上記センターについての特集記事です。



リラックマ私が当時発見して受診したのは、虎ノ門病院の「妊娠と薬相談外来」でした。


http://allabout.co.jp/gm/gc/188478/

↑All About 虎ノ門さんの上記外来についての特集です。


http://allabout.co.jp/gm/gc/188482/

↑当時の、薬の相談ができるところ一覧です。


http://www.toranomon.gr.jp/departments/c_other/obstetrics_gynecology/schedule.html

↑虎ノ門病院ホームページ


成育の妊娠と薬情報センター長の方は、元虎ノ門病院にいらっしゃったので、近いところはあるのかなぁと感じました(あくまで個人的に)。



虎ノ門病院での妊娠と薬外来は、

・費用は、自費負担なので9,450円(税込み)でした(妊娠前だから2005年当時)。

・20~30分、服用している薬ひとつひとつについて、詳しく話して下さいました。

・事前に調査票を取り寄せて記入し、返送した後外来でしたので、当日相談がスムーズでした。


行って分かったことは、


・妊婦さんの心配しすぎな面もあるということ

・プレドニン→人間の胎盤では通過が防げ、更に入ってしまった成分もマイルドにできる効果があるらしいということ

・私の場合は、薬を飲んでいない方がむしろ赤ちゃんに異常をきたす可能性があるということ

飲んでいる薬や病状はひとそれぞれなので、ご自分で確認してみて下さいね。


でした。

費用は高かったけれど、行って良かったと思いました。


http://www.info.pmda.go.jp/medsqa/ninshin_q1.html

↑全国の妊娠と薬相談センター



<子供への遺伝>


SLEが遺伝するかどうかという肝心な点。

この点についても、とても心配しました。

SLEの発病率は、家族に患者がいる場合、4~10%だそうです。

しかし、膠原病は「遺伝する病気」というわけではない、と結論されているそうです。

何らかの免疫異常のきっかけが加わらなければ発症しないとのこと。


何となく不安でボヤっとした説明ですがうう

子供の成長に合わせて、こまめに血液検査などして、発症を防ぎたいと思います。

男の子よりは、女の子のほうが、より気にかけてあげたほうがいいみたいです。


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万全を期して妊娠に望めば、あとあと不安になることが少ないかと思います。

将来子供にも、堂々と説明できるかと思います。


色々病院を巡ってみて、私の場合は、あらゆる医師から「絶対出産して大丈夫!」と太鼓判をいただけましたので、自信を持って産むことができました。



リラックマまとめリラックマ


人間の赤ちゃんは、例え母親が薬を飲んでいなくても、100人産まれれば1人は一見してわかる何かを抱えて産まれてきます。

実際学校のクラスでも、「支援学級に通う兄弟がいて」というお話をされるママさんが毎年何人かいらっしゃいます。

特別なことではないんですよね。



何が起こっても、子供の全てを受け止める覚悟がどの母親にも必要で。

ならば母に持病があってもその覚悟は変わらないんだと、当時の私は結論を出しました。


まだ生まれない子供を心配する、母の愛情があるからこその不安なんですよね。


そんな温かい皆さんが、きちんと納得のいく出産ができますように祈っていますくもとにじ