ダイヤモンドヘッド&耐久性
「34」から発売になるダイヤモンドヘッド。
アジは光に対して興味をもって寄ってくるので、
ヘッドの部分を多面体にして反射させてアジにアピールします。
ただ反射が強いとアジに対してアピールは強いのですが、その分スレが早くなります。
反射が強すぎてもダメ、弱すぎてもダメ、という事で色々とテストを行い、
スレにくくて尚且つアピールできるように設計しています。
次にフックですが、魚に一番近い場所なので非常に重要になってきます。
アジはエサを吸い込んでから吐き出すまでの時間が非常に早いので、
フックの形状を調整して吐き出しにくくして、少しでも長い時間アジの口の中に入ることを意識しました。
面白かったのが、初期の形状のフックを家邊さん、toshiさん、僕の3人でテストしていた時にですが
家邊さんと僕は上顎や喉奥に掛かるんですが、toshiさんだけ、口横や下顎に掛かるときがありました(笑)
はじめはわざとやっているのかと思いましたが、実は違ってたみたいで・・・(爆)
同じリグ、同じ立ち位置で同じように釣っても、実際はアワセ方、食わせ方などに違いはあるし
その時の風や潮などでラインの向きが変わる事で、アワセの時の力の掛かる方向にバラツキがあり
フッキング位置に違いが出ていました。
一つのフックでそれら全てを補うのは非常に難しいのですが、
シャンクの長さ、ゲイプの幅などを1mm以下の数値で微調整をしてデーターを取っていき
フッキング率、フッキング位置の一番良かったものに決定しました。
ワームの折れ曲がりポイントとシャンクの位置が合うように設計しているのでアジの吸い込みも良いです。
■ダイヤモンドヘッド×メデューサ
■ダイヤモンドヘッド×オクトパス(仮名はふtoshi君)
フッキング位置のデーターとともに、耐久性もデーターを取っていて
先日は1つのフックで豆~25cmまでを73匹(大半は豆)釣った所でロスト。
フックポイントは1匹釣る度にチェックしていたのですが、問題なく使えていました。
ロストしない&魚がもっといたら100匹釣っても大丈夫な感じでした。
これはフックの素材&焼き入れで高度をかなりアップさせている事が大きいかなと思います。
そんな拘りがたくさん詰まったダイヤモンドヘッド。
発売されましたら是非お試し下さい。