図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)/KADOKAWA/角川書店
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鳥羽館長代理が更迭され、休職中の元館長が復帰を断念したため、新館長として江東貞彦特等図書監が後任に就いた。やり手と噂される江東が着任してまもなく、高校生連続通り魔事件の犯人である少年の供述調書の全文が、『週刊新世相』に掲載されることになった。防衛部と図書特殊部隊(ライブラリー・タスク・フォース)の護衛により、良化特務機関の検閲を免れ図書館に届いた『週刊新世相』の閲覧をめぐり、武蔵の第一図書館でも、侃々諤々の議論が繰り広げられる。



あちゃ。
シリーズ1巻目の『図書館戦争』 でも取り上げられていた連続通り魔事件が、ここに来ても後を引いています。「三、美女の微笑み」
知らんかった。目あせる
これについては、『図書館戦争』で語っちゃったので、こちらではスルーします。
それにしても、よく調べてますねー。


これに先駆け、両親に図書館の戦闘職種配属を隠していた郁が、見学にくるとの連絡を受け慌てふためくの巻「一、両親攪乱作戦」やら、小牧教官が、障害者である幼なじみの毬江に、一冊の本を推薦したことで、人権侵害の疑いをかけられ、良化査問会に出頭を命じられるの巻「二、恋の障害」なんてのがあります。


郁の相変わらずのドジっぷりは、またかよドクロですが、小牧教官、あなたまで。。。ガックリ
いや、私、小牧ファンではないですけど、あっちも恋の矢こっちも恋の矢って感じで、ちょっと食傷ぎみです。

で、彼が推薦する『レインツリーの国』 って、あとがきを読むと、こちらの物語が書かれた後で執筆されているんですね。
私は、既に読んでいたので、自分の著書を宣伝するなんて小ズルイことをなんて、憤慨むかっしておりました。
すみません。m(u_u)m


再び、で、この『レインツリーの国』が、武蔵野第一図書館のホームページに新しくできたコンテンツ:『図書館員の一刀両断レビュー』なるものにも取り上げられ、こき下ろされます。「四、兄と弟」

執筆者は、郁の同期で、手塚のルームメイト。
彼の容赦ない批評(『レインツリーの国』については、私もあまり褒めてないのでちょっとドキっとしたヨあせる)が、特定の図書の隠蔽と共に、焚書騒ぎへと発展していきます。


一見バラバラなこれらの事件が、一つの目的のもとに、画策されたものであることが判明し、ついに郁へと波及していく様は、やっぱり、お見事です。「五、図書館の明日はどっちだ」
読んでて楽しかった。音譜



レスポンスの速さと独特のバランス感覚で、短期間で部下たちを掌握していった江東館長。
図書館利用者の振りをして柴崎に付きまとう、一見爽やかストーカー:朝比奈。

付きまとわれる柴崎の正体にも、びっくりだけど、いつもしれっとしてるだけに、一瞬見せた弱さがめっちゃリボン可愛いし、また、その覚悟は、マタ・ハリみたいに痛ましいです。
それにしても、柴崎って、どんだけ美人なん?
気になるわぁ。


そして、いかにも頭よさそーな手塚の兄:手塚慧の登場。
日本図書館協会内の研究会「未来企画」会長のキラキラ超エリート。
なんたって、父親が協会長のサラブレッド(親不幸モンだけどね)だし、頭が切れる。
そんなヤツ相手にするには、郁のぶっとんだキャラをぶつけるしかないか。
リアルではありえへんけどね。
まぁ、上司に対する態度、言葉遣いからして、ありえへん物語だから、逆にこれもアリなのかも。はてなマークビックリマーク


そして、トドメは、まさかの結末。。。叫び
というか、やっとだね。

続きが、どうなってるのか、非常に知りたいです。




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