季節の変わり目は着物でも洋服でも着るもの悩みますね。

 

洋服の秋物はまだ出せてません。

 

とりあえず、お盆明けてメイクを秋色に変えました。

 

 

洋服も少しずつ秋色にしたいところ。


,素材も少しずつ透け感の少ないものに移行していきます。

 

 

 

 

 

 

着物の衣替え表によると、9月に入ったら夏着物から単衣とありますが、まだまだ絽の着物着るつもり。

※単衣とは ※絽とは


茶道のお稽古してたときは、9月13日の天然忌を境に衣替えしてたので、まだまだ気兼ねなく絽を着れます。

 

去年は13日まで粘るぞ!と思ってたけど、結局10日くらいには単衣な気分になった気がしますが、今年はどうかな?
 

 

 

 

 

 

着物の衣替えをする前に、帯や帯周りをちょこちょこ秋冬用にシフトしていきます。


帯は今日は絽の袋帯を締めましたが、明日は単衣の帯を着用予定です。

 


今日は二重太鼓のお稽古なので、袋帯です。
 

 

絽の袋帯はこれ1本しか持ってませんが、なかなか優秀。
 

 

カラー診断で、スプリングとサマーな私はオータムカラーが似合いません。


苦手な色の着物を着るときは、小物でカバーしています。

 

 

 

 

 

若い時からオータムカラーが好きで、自分では似合ってるつもりだったんですけどね(背伸びしたかっただけということを40歳過ぎてから気づきました・笑)
 

この時期に着られる「涼しい素材で秋っぽい色」の着物はいくつか持っていますが、どれも似合わないものだらけで、

 

しばらくはかろうじて似合うこの2枚を着回すことになりそうよ。



  

着物の柄はどちらも麻の葉。
麻の葉柄は季節問わず着用できるので重宝します。


素材もどちらもセオα。
こちらはポリの中では暑さを感じにくです。(麻とか正絹にはかないませんが)

 

上の草色の着物は豆千代モダン。
下のラベンダー色の着物はポワソンドール。


ラベンダー色のは絽目がありますが、
草色のは絽目がないので、単衣の時期でも着れます。

 

似合わない着物ですが、江戸紫の帯揚げがかなりいい仕事してくれてます。

 

こちらは白生地屋さんで何千種類もの色見本帳から染めてもらったもの。

 

帯揚げはちょっとした色の違いで印象が変わるので、

 

最近は既成品を買わずに自分の好みのものを染めてもらってます。

 

今日のレッスンでも、衣替えの質問が山盛りでした。

 

 

「秋冬物の帯締め帯揚げ買わないとー」ってとっても嬉しそう(笑)

 

着付けをはじめて以来、欲しいものが増えてから、お仕事も頑張れるそうです。


 

 

実は先日、いつも良くしていただいている染物屋さんが「廃業するからその前に・・・」と工房を見せてくださいました。

 

 

広い広い工房。

 

(反物を染めるには最低でも12~13mは必要なので)

 

以前は10人くらいの従業員がおられたらしく、3階建ての地下全面と3階の一部が工房として使われていたそうです。

 

 

染をしないとなると、家族で住むには大きすぎるお宅。

 

 

工房締めてからも住み続けるには固定資産税を払うのも大変だそうで、お引越しをされるとのこと。

 

 

こういうお話をされる知り合いの業者さんは少なく無いです。

 

 

本当に切なくなります。。。

 

 

 

私一人の力ではたいしたことはできないけれど、

 

 

 

着物を着る人が一人でも多く増やすこと。

 

 

 

それが私の使命なんだな・・・と改めて。