USBの扇風機を接続したところ、パソコンをシャットダウンしても常時、5Vが出力されているため扇風機が止まらない。


この設定を変更しましょ。


設定先は、BIOS(UEFI)の[Advanced]-[South Bridge Configuration]-[On/Off Play]。



東工大おやぢ



この [On/Off Play] を『Disabled』にセットすると、USBの5V出力がPCのシャットダウンとともにオフになるんだな、これで。


マザーボードはASRockのH77Pro4-M


H77M-ITX でも設定場所は同じ。


シャットダウン時にスピーカーからポップノイズが出るようになってしまった。







負荷を抵抗器に換えて再度、テストしてみましょ。


セメント抵抗 20W 10Ωを2個用意。これらをパラに繋いで計算上の抵抗値を約 5Ωとする。



東工大おやぢ


◆Apple MD836LLA  (右)


東工大おやぢ


通電してセメント抵抗を暖機する。


抵抗器が十分熱くなって安定したところで測定開始。


左側が電圧値(V)、右側が電流値(A)。


数値は安定している。


◆au 0301PLA  (左)


東工大おやぢ



ブッ壊れていなく良かった。


今回の測定では出力値はほぼ同一となった。


まあ、PCのUSB2.0出力電流MAXが500mAなので、auのアダプタにしても、これくらい出力してくれればケータイの充電用としては十分使えるね。


いずれも、PIC等の5V用安定化電源として使いたいんだよねー。






USB電源アダプタについて、簡易的に負荷テストをやってみましょ。


負荷には自動車用電球(12V21W)を接続。


サーキットテスタ左は電圧を測定し、右は電流を測定している。


接続回路は、USB+ → 電圧計+ & 電球+ → 電球- → 電流計+ → 電流計- & 電圧計- & USB-(GND)とした。


◆まずは本命のアップルMD836LLA では・・・


東工大おやぢ


若干、電圧はドロップしたものの定格の10%以内で安定。


電球の光は明るい。


安定した状態で、電流は約1Aってとこか。回路を接続直後には、一瞬だが1.6A程度の突入電流を示したので、制御されているのかもしれない。



◆続いてauの0301PLA では・・・


東工大おやぢ


あら?壊れている?


ショートしちまったのかな?


電球の場合、負荷抵抗が小さ過ぎるので、これはショートしたものとして保護回路が機能したのかもしれない。


念のため、無負荷で電圧を測定してみると・・・


東工大おやぢ

一応、らしい5Vは示している。


◆もう1個の手持ち、ソフトバンクのSW-AC04-USACでは・・・



東工大おやぢ


一応、出力は5V1Aと表示されているものの、電圧は80%台までドロップ。


電球の光は弱い。


東工大おやぢ

まあまあ定格値近くを出力している。


確か、ワゴンセールスで¥300だったよーな。


フィリピン製なんだな、こっちは。