仮面ライダーを語る! その5【仮面ライダーその5/その名は一文字隼人!】 | 護堂アオイのブログ

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やあ、護堂アオイだ。
サボテンの怪人サボテグロンと戦う滝和也と立花のオヤッサンの前に仮面ライダーが姿を現しサボテグロンと戦うが、その仮面ライダーは見る者に、「今までの
仮面ライダーと何かが違う」と感じさせた。
そして、フリーのカメラマンを称する一文字隼人という青年が滝とオヤッサンの前に姿を見せるが、二人はこの正体不明の青年を怪しむ。

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「ひょっとしたらサボテグロンでは?」と思う滝とオヤッサンだが、サボテグロンがいるところに一文字は姿を見せて二人に語る。
「本郷猛はショッカーの別計画を追って海外に旅立った」と。
そして自分はショッカーの敵で人類の味方だと言う。
滝が「まさか!?」と思った時、「お見せしよう」と一文字は滝とオヤッサンの前で仮面ライダーに変身する!
仮面ライダー2号の登場だっ!

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怪奇色を消し、「正義の味方が悪の怪人を倒す」という路線にシフトチェンジし、一文字隼人を「苦悩は抱いているが明るい青年」にしたことで子供から人気を得ることができ、それまでの低い視聴率が嘘のように高くなったらしい。
仮面ライダー2号=一文字隼人の登場による作風の変化で、【仮面ライダー】は一年ではなく二年続く作品になった。
当時、作中では二人の仮面ライダーは「1号」「2号」と呼ばれることはなく「仮面ライダー第2号」や「仮面ライダー第1号」という呼ばれ方をしていた。
1号、2号という呼称は【仮面ライダーV3】からであったりする。

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藤岡さんから主人公をバトンタッチされた佐々木さん、当時は藤岡さんから主人公の座を奪ったことを申し訳なく思ったらしい。
なので「自分が仮面ライダー・一文字隼人を演じるのは藤岡さんが復帰するまで」という条件で出演なさったとのことだ。
しかし藤岡さんが一時的な退院を許され、やはり一時的に現場に復帰した、俗に「桜島編」などと呼ばれる桜島を舞台にしたダブルライダーの共演で子供たちは歓喜!
その後も本郷は海外のショッカーの怪人を追って日本に一時的に戻って一文字と共闘! やっぱ子供たちは歓喜!
1号と2号が共演するエピソードは視聴率が高かったらしい。
そのためか、藤岡さんが無事に正式退院して現場に復帰しても一文字隼人が姿を消すことはなかった。
佐々木さんの降板というのは無くなり、「1号と2号が交代で日本を守る」という形で一文字隼人は【仮面ライダー】という作品に残ることになった。

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ちなみに、2号が初めて倒した怪人はサボテグロンではない。
サボテグロンは自爆である。爆弾であるサボテンを体にくくり付けたサボテグロン、2号に体当たりをしようとするが……2号はライダージャンプで避け、サボテグロンは転倒し、爆弾であるサボテンによって自爆である。
2号の初戦は不戦勝と言えるな。



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