【春の長崎めぐり編 その8】
「大浦天主堂」を出た後は、長崎観光の最大の目玉である「グラバー園」に向かいました
当時の長崎は、夢を抱いてやってくる異国の商人や倒幕の野望に燃える幕末の志士等、
日本の新しい夜明けを夢見る大勢の人々の熱気で溢れていたそうですが~
「グラバー園」とは、長崎開港と同時(1859年)に21歳の若さで来日したグラバーが、
1863年に建設した洋館に加え、現在9つの建物が公開されています
長崎に修学旅行に来た際は必ず立ち寄る場所なので、
皆さまの中にも訪れたことがある人は、きっと多いことでしょう
と言うことで、早速入口から中に入りましたが~
いきなり階段があり、『こりゃ大変だな』と思っていると~
『あ~、よかった~』
ここには、救いの神のエスカレーターがあったので、楽ちん楽ちん
(って、何度も来たことがある僕は、当然エスカレーターの存在は知ってましたが~)
そして、エスカレーターを降りると、眼前に「旧三菱第2ドックハウス」がありました
「旧三菱第2ドックハウス」とは、船が造船所で修理をしている際に
船員たちが宿泊した施設でしたが、
園内の最奥部・最高地点に移設されたものなんですよ~
と言うことで、早速記念撮影して~
池に点在する岩をひょいひょい乗り越えたり~
幕末生まれの兵学者である高島秋帆の指導の元で造られた「高島和砲」を眺めた後~
長崎市街方面をしばし眺めてました
その後、いよいよ中に入ることにして~
息子君がいないと思ってると、向こうに見える机に座って待っててくれました
そして、海援隊隊長として、グラバー邸に頻繁に出入りしていた
等身大の龍馬の写真が飾ってあったので、パチリ
『息子君、龍馬を超える男になれ~』
との期待を込めましたが、果たしてどうなることやら・・・
そして、2階の窓から園内越しの長崎港をしばし眺めて、まったりしました
その後、坂を下ると~
壁泉があったので、『はいチーズ』
その後、綺麗な花に彩られた「ジャコモ・プッチーニと蝶々」像がありましたが~
長崎を舞台にしたオペラ「マダム・バタフライ」の作曲家プッチーニが見つめる先には~
「マダム・バタフライ」を演じたことで、
日本人として初めて国際的な名声を掴んだオペラ歌手の「三浦環(みうらたまき)」像がありました
「マダム・バタフライ」は世界三大オペラの一つとして称賛されていますが、
この地で展開された切ない恋愛劇には思わず涙が出ちゃいますよね~
その後、「旧リンガー住宅」が見えてきたので、再び記念撮影しましたが~
ここでは戦前のヨーロッパにおいて有名なオペラ歌手ながらも、
日本では殆んど知られていない喜波貞子(きわていこ)さんの生涯展がありましたが~
ここには彼女にまつわる多くの物が展示されていました
その後、「旧オルト住宅」に向かいましたが~
オルト氏とは、土佐藩と関係の深かったイギリスの商人で、
土佐藩はオルト商会から多くの船や武器を購入していたそうです
1867年に起こった「いろは丸事件」の際に、窮地に立った龍馬はオルト氏に相談したほど
信頼関係が深かったそうですよ~
と言うことで、中に入って~
見学しましたが~
この部屋で龍馬や岩崎弥太郎(三菱グループ創始者)らが
武器の買い付けとかを相談していたかと思うと、感慨深いものがありました
その後、再び外に出ると、「西洋料理発祥の碑」がありましたが~
日本における西洋料理は16世紀の中頃のポルトガル船の来航に始まりましたが
西洋料理の味と技は鎖国時代に唯一開港されていたオランダ屋敷からもたらされました
そして、ここには1878年に開業された西洋料理店「自由亭」と建物を利用した
喫茶店がありましたよ~
そして、次はメインの「旧グラバー邸」が登場しましたが、
当邸は築150年を超える国内最古お木造西洋建築物と言われており~
『カメハメ波』
って、ドラゴンボールの見すぎですか~
因みにこの場所は園内随一の撮影スポットと言われていますよ~
グラバー氏とは幕末、激動の長崎で勤王の志士を陰で支えた人物と言われ
製茶や海産物、武器や船に至るまで取引したことや
伊藤博文や井上馨ら長州藩士5名(長州ファイブ)をイギリスに密航させたり、
蒸気機関車を走らせ、キリンビールの前身の「ジャパン・ブルワリ・カンパニー」を発足させるなど、
日本の近代化に大きく貢献した人なんです
「グラバー園」って綺麗な公園とのイメージがありますが、色んな歴史があるんですよね~
と言うことで、さっそく中に入ると、龍馬もいたであろう洋室や~
食堂を訪れましたが~
ここには当時の料理が所狭しと並んでいましたが、これを龍馬が食べて~
『美味~い』
と言ったことは、間違いないですね~
(って、ほんとかいな…)
また、他にも素敵な部屋がありましたが~
万が一のために、勤王の志士をかくまう隠し部屋がある所が
彼らが過ごした時代が緊迫した世の中だったことを物語っているかのようでした
その後、屋外に出ると~
長崎市の観光名所の位置等を記したオブジェや~
触れれば恋が叶うという都市伝説を持つハートストーンを見つけて
周りの人達と大喜びしましたよ~
(園内に2つあるみたいなので、時間がある人は探してみてね~)
そして、グラバーと記念撮影することができて、満足しましたよ~
また、ここからは長崎市街地や~
夕陽が沈みかける様子などを眺めることができましたよ~
僕がパチパチ写真を撮ってる時に、息子君の姿が見えなくなったことに
ふと気付いたので、探していると~
息子君よ、いつもハードな旅をさせてごめんね~
その後、出口にある「長崎伝統芸能館」に向かうと~
オランダムード満載の絵画や~
今まさに行われている「長崎おくんち」に奉納させる龍踊りの青龍などが~
たくさん飾ってあって、時間があればいつまでも見ていたいな~と思いました
その後、再び参道に戻ると、大好きな顔出しパネルがあったのでパチリ
それにしても、このユル~い感じって、最高だよね~
『ユルいの大好き~』
久々にブログタイトルの由来のフレーズを書きましたが、
昔はよく使っていたな~と、月日の流れを感じる今日この頃です
次回は長崎のディナー編ですよ~
【「青ブロ」のバックナンバー】
「函館市」
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「やっぱり素敵な北野坂」編