30代後半から子作りを始めた私。

ベビ待ち開始とともに、クリニックに通って、ひととおりの不妊検査もして、排卵誘発もして、

医師にタイミングも見てもらって・・・それでも、なかなかすぐには妊娠しませんでした。


36歳になってから妊活開始と共にクリニックに通い始め、

ちょうどその1年後くらいの11周期目から体外受精に進みました。


そりゃあ・・・自然にこうのとりさんが運んできてくれたらいいなと思いました。誰だってそうですよね。

年齢的なこともあるし、欲しいと思ってすぐに出来るものでもないんだとは思いましたが、

このまま通院を続けてもう半年、更に半年・・・と月日が過ぎてしまっていいのかなと不安になりました。

加齢に伴う客観的な情報にも目を向けなければなりません。



体外受精に進むにあたって、後押ししてくれた事

・ 30代後半になってから、願わくば子供は2人・・・と思ったので、1人目は、なるべく早く授かりたい。

・ 30代後半の中でも後半(38歳くらい)から、卵子の質の衰えに拍車がかかるという情報を多く目にする。

・ 高齢出産になるほど、ダウン症はもちろん、発達障害など、心身に不自由のある子になる可能性が高い。


体外受精に進むにあたって、心に引っかかった事

・ 当然ながらお金がかかります。

  (ほとんど乗らない自家用車を処分して、カーシェアリングに切り替えて予算を補強しました。)

・ 子供が大きくなって、物事を落ち着いて理解できるようになるまで、子供には知られないようにしたい。

  (私とダンナの両親・兄弟など、身内には(少なくとも子供が大人になるまで)内緒にします。)


体外受精のリスクと、自然妊娠にこだわって高齢になればなるほど増えるリスクを

天秤にかけた感じです。

心身に不自由な子供が生まれる確率は、体外受精よりも年齢的なもののほうが

要因になると思っていますし、

身近な友達が体外受精で出産を経験していた事もあり、躊躇する理由は大してありませんでした。


ちなみに、体外受精するにあたり、当面の予算としてできれば200万円くらいは確保してから

治療を開始する事をおすすめしたいと思います。

受精卵を新鮮なまますぐに移植するか、一旦凍結して次周期以降に移植するかにより

費用は違ってきますが、採卵から移植まで、だいたい1サイクル30~50万円かかります。

1回目の体外受精で妊娠できる方は、1~2割程度だと思います。

夫婦共に体の状態に特に問題が無ければ、体外受精はだいたい3~4回くらいの移植のうちに

多くの方が妊娠できるという情報があります。

なので、3~4回移植をして妊娠できたら普通なんだくらいに思っておくようにするのです。

1回目・2回目の体外受精でうまくいかなかったときの精神的・金銭的ダメージが少なくなると思います。



ベビ待ちされて、体外受精にステップアップしようか迷っている30代後半の方に・・・

私の考え方が多少なりとも参考になればと思います。。。