ひよっこアロマのかじです
『プチグレン』 は、オレンジの木の、枝・葉から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)です
スイートオレンジの木から得られた『スイートオレンジ・プチグレン』、
ビターオレンジの木から得られた『ビターオレンジ・プチグレン』、
マンダリンの木から得られた『マンダリン・プチグレン』、・・・と、
様々な柑橘から採れ、働きや香りもそれぞれ異なりますが、
一般にアロマテラピーにおいて単に『プチグレン』と呼ぶものは、『ビターオレンジ・プチグレン』のことを指します。(このブログでも以下『プチグレン』と記します)
では、プチグレンってどんなオイル??
香りは、オレンジの香りに植物っぽい青臭さ、苦味を加えた香り。ネロリにも少し近いものがあります。
(ネロリは、同じくビターオレンジの、花を蒸留して得られます。大量の花を原料とするため、高価です。)
この表現が正しいかはわかりませんが・・・ 今現在、私の解釈・・・
『プチグレンは、
安いネロリ』ってとこでしょうか??
オレンジしかり、レモンしかり、グレープフルーツしかり・・・・・
柑橘系の精油は、多くが、成分の大部分(70~95%)をリモネンという成分が占めます。
しかしこのプチグレンはこれらとは違い、酢酸リナリルがもっとも多く含まれ
(55%)、リモネンはわずか1%です。
酢酸リナリルはラベンダーにも多く含まれる、自律神経の鎮静作用に優れる成分です。
また、プチグレンにはアンスラニル酸ジメチルという成分を微量含んでおり、これは、副交感神経の強壮、強い抗不安作用が特徴です。
と、いうことで、 プチグレンは自律神経の鎮静 安らぎたいときの精油でしょうか☆
ネロリも、抗不安作用に優れ、精神を落ち着かせる精油として代表的です。香りもとてもよいです。ただ、花から抽出されるので高価です。
オレンジと、プチグレンと、マンダリン精油をブレンドするとネロリの代用になると言われます。
先ほど『安いネロリ』と表現しましたがネロリ=精神安定化精油の第一人者、として捕らえてください。
成分的にはネロリはリナロールが多くを占めます。
すこし前に、『ネロリが大好きなんだけどお小遣いで買うには高すぎる・・・』と購入をためらっている女の子が薬局にみえてました。
純粋なエッセンシャルオイルを知ってほしいから、ぜひ使ってほしいと思いました。
青みのあるプチグレンに甘いマンダリン、オレンジを足して、ネロリのように心地よい香りになるなら・・・ お値段も3種購入しても7500円、ネロリの半分です(プラナロム製品)。
また、来てほしいなぁ。
←と応援おねがいします