15年6月2日(火)
 
 再入院。初めて「髄注」をされる。「足にビビッ。」とした感じが広がり、マルクの際の痛みの比ではない。
終わった後、1時間は安静に寝ているように言われる。
 

15年6月3日(水) 
 
 化学療法の2クール目が始まる。11時過ぎから点滴開始。
 

15年6月6日(土)
 
 午前中、職場の方が5人で見舞いに来てくださる。
 午後は、以前職場が一緒だった方が見舞いに来てくださる。ありがたい。
 

15年6月7日(日)
 
 5月には、現在入院している市立病院では、骨髄移植ができないので、移植を行っている病院を探すよう主治医から云われていた。
 
 病院探しは正直、本当に迷った。だいいち、何を基準とすればよいのか全くわからなかった。
 
 骨髄バンクのHPとか、各病院のHPとか、悪性リンパ腫の患者団体である「ネクサス」が発行している統計資料などを、何度も読み返すこと、既に数週間。
 
 この日、中部地方でもっとも「移植実績のある病院」にすることに決めた。
 
 いつまで迷っていても何も進まない。
 
 夕方、中学・高校・大学と同じ学校に進んだ友人Y君が見舞いに来てくれた。おみやげは、自社で販売しているおかし。(本業は、「関牛乳」という牛乳屋さん。)
 
 おいしくいただきました。ありがとう。
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15年6月10日(水) 
 
 今日は化学療法の日。白血球数は1,200とのこと。11時過ぎから点滴開始。
 
 写真は、小5の娘が自分のおこずかいで買ってくれた、「叫ぶチキン」。
 
 せっかくなので、病室にぶら下げておくことにした。
 
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15年6月14日(日)
 
 今日で3日間連続で白血球を増やす注射を打たれる。
 
 昼間には、職場の方が2人で見舞いに来てくださる。ありがたい。
 
 ところで、ここ数日、隣のベッドの老人がいつもラジオをつけっぱなしで寝ているので困っていた。
 
 イヤホンからの音漏れがひどくて、気になって仕方がない。
 
 時にはイヤホンが外れているのも気づかず、大音量を発している。
 
 ラジオの音漏れは、テレビとかと違って、より刺激的に聞こえる気がする。
 
 たまりかねて、老人に音量を下げてほしい旨、お願いしたが、逆上され、「こいつがおれにイチャモンをつけてきた。」と看護師に言いつけられてしまった。
 
 看護師さんがやってくると、「てめーみてーな、若造にそんな生意気なこと言われてたまるか。ぶっ殺すぞ!」とまで凄まれた。
 
 あーめんどくさい。「ぶっ殺す。まで云うとは、まともな人間じゃないな」と思い、方向転換。
 
 売店に行って新しいイヤホンを買い、じいさんに渡す。これで少しは静かになるかも・・・と期待する。
 
 ひと悶着のあとで、看護師さんに「他の部屋のベッドが空いているので、そちらに移りたいか?」と聞かれる。
 

15年6月15日(月)
 
 家内と子どもが病院に来る。気分転換に家内の車で、近くのショッピングセンターへ。
 
 本屋と100円ショップに立ち寄り、近くの公園で子どもたちを遊ばせる。
 
 このブログにはあまり書いていないことがある。
 
 それは・・・
 
 本来、病院から出るときは、「外出の届出」と「主治医の許可」が必要なのだろうが、これまでもこっそり病院を抜け出しては、次のようなことを頻繁に繰り返していた。それほど「抗がん剤」の副作用」が少なく、体調が良かったのだろう。
 
 ・歩いて病院近くのスーパーに買い物に行って、昼食を調達してくる。
 ・歩いてお菓子屋さんに買い物に行って、おやつを調達してくる。
 ・往復で3km以内の写真撮影を兼ねた散歩。 など
 

15年6月17日(水)~19日(金) 
 
 17日から3日間連続で2クール目最後の化学療法。
 
 主治医からは、兄、姉のHLA検査の結果、一致しなかったので、骨髄移植を受けるに当たっては、骨髄バンクでドナーを探してもらうことが必要である旨を知らされる。
 
 また、2クール目が終わった後の一時退院中に、移植をやってもらう病院に行って、話を聞いてくるとよいとの 話がある。 
 

15年6月24日(水) 
 夕方、職場の方が3人で見舞いに来てくださる。ありがたい。
 

15年6月27日(土) 
 昨日、主治医に「3クール目以降は、通院でできないだろうか?」と思い切って聞いてみたが、「基本的にLSG15は入院で行うことになっている。」と云われ、撃沈した。
 
 2クール目の治療を終わり、一時退院待ちの状態で、体調も悪くないのに土日に病院にいるのがもったいない気がする。
 
 11時頃、当番の先生が来られたので、思い切って「今日外泊してもいいですか?」と聞いてみると、「OK」とのこと。ラッキーだ。
 
 さっそく自宅にTELし、家内に迎えに来てもらう。明日はどこかへ遠出しよう。