こんにちは
旅人Sです。
2011年10月11日に横浜を出てから176日目。
空路を使わず、陸路と海路のみで
ついにユーラシア大陸最西端の「ロカ岬」に辿り着きました。
いや～、相当めんどくさかったな～。大陸横断。
誰？ 言い出したの？
ま、
なんとか大きな怪我もなく病気もなく無事にここまで来れました。
カメラもラップトップも盗まれたりもせず、かなりラッキーだったと思います。
それにしてもここまで遠かったなぁ～。
広いな～。
半年かけて旅をしても
結局自分の見てきたところは、点と線だから、
とてもユーラシア大陸を見てきたとは言えないです。
実際には面であり空間だから
世界中の全ての景色をみるなんて、一生かけても見切れないですね。
改めて世界の広大さを実感しました。
改めてというより、むしろ初めてって言った方が正しいでしょう。
今、自分がいる時代は
あらゆるメディアで世界の事を見たり聞いたりできるけれど、
メディアや個人の目線は偏っていますからね。
やっぱり自分自身で見て聞いて話して触れて考えて感じないと、
物事をほんとうに理解するのは難しいんじゃないでしょうか。
世界を、自分の目線で見てみたい！
というのも、この旅に出たひとつの理由です。
ただ、
この旅に出た理由はいくつかあるけれど、
一番の理由は、
単に「ユーラシア大陸を横断してみたかった」から。
別に自分探しの旅とか現実逃避とかでもなくて、
もともと色んなところへ行くのは好きだし
写真を撮るのも好きだけど、
ただただこんな旅がしてみたかった。
一番の理由はこれだけ。
ただ、自分の描いていた夢のひとつを叶えたいから！ ってトコかな。
本当の理由っていうのは、常にシンプルなんじゃないかなって思います。
えっと、
前回も話した通り、
今日はこのブログの最終回。
どうだったかな？このブログ。
べらぼ～にくだらないブログだけど、
少しは楽しんでもらえたかな？
少しでも楽しんでもらえたなら、
旅をしながらブログを書いてきた甲斐があったかな。
そーとーめんどくさかったけどね。ネタ考えたりとか。
旅の目的地である最後の場所「ロカ岬」。
正直このブログの最終回に
ロカ岬の写真を載せるかどうかを、ずっと前から考えていました。
なんでかっていうと、
どんなにいいカメラで、どんなにいい写真を撮っても
自分が最後に見るその景色と
ブログで見せる写真の景色はきっと違うから。
自分の足でユーラシア大陸を横断したからこその
達成感とか、感動とかが加わるから
たぶん自分の見る景色は、写真じゃ伝えられないかな～って考えてました。
人生、なんだってそうだと思いません？
僕は「感動」の大きさには「反動」が関わっているんだと思います。
例えば、
富士山の山頂まで、簡単に行けるロープウェイができたとして
それを使って上まで行く人と
自力で自分の足で時間をかけて登って上まで行く人。
この人達が山頂で見る景色は、絶対違いますよね？
理論上は見える景色は同じだけれど、
自力で登った人は、辿り着くまでの苦難や時間、労力をかけるから
より多くの達成感を感じて、見える絶景もより心に残る。
小さな苦労しかしなかった人は、その分小さな感動しか味わえなくて
大きな苦労をした人は、その分大きな感動を味わえる。
僕は断然後者のほうがいいな。
平坦で楽な道のりもあるかもしれないけれど、
苦難の道のりで、登れるかわからない険しい上り坂を登りきれば、
そこには生きる喜びを味わえるほどの絶景が広がっている。
俺はそんな人生がいい。
人生は泣いても笑っても一回だけだから、
死ぬ時に笑顔で死ねるような、悔いのない人生をおくらないとね。
と、いうわけで
「青の一片 ユーラシア大陸横断☆旅の軌跡」
は
今日でおしまい。
明日からはまた別の目標に、僕は向かって行きます。
夢や目標は多い方がいいからね。
ここまで陰ながら応援してくれた方々。
ありがとう！
でも、
全然ここまで届かなかったけどな。笑
明日は早速飛行機でリスボンを発ち日本を目指します。
あ、
その前に、どうしても行ってみたい国があるんですよ！
僕の大親友のM君の話によると、
ここポルトガルから遥か東の国に
大地が黄金でできた国があるというんです！！
その名も「ジパング」！！
あ、
因にM君の本名は「マルコ・ポーロ」ってゆーんですけどね。
僕は早速黄金の国ジパングで一攫千金を狙いに行きます！！
っしゃぁああああああっ！
行くぞっ！
マルコぉお～～～～～！！
それではみなさん
良い旅を…
良い人生を…
