夏の味といえば? ブログネタ:夏の味といえば? 参加中
本文はここから



 夏の味ねえ・・・・・・

 いっぱいあって困るんだなあ・・・・・・

 スイカ・麦茶・トウモロコシ・ナス・きゅうり・トマト・・・・・・・・・・

 でもね・・・・・・・

 基本的に食べ物ではないんだけど、夏の味と言うと子どもの頃の思い出と重なって思い出される味が・・・・・・

 それは、親戚の家の庭の片隅に植わってた『ほおずき』漢字で書くと『鬼灯』とか、『酸漿』になるのね。

 外側の袋がオレンジ色になっても中の玉がまだ青い事もあるから、じっくりと選んで、外から触って玉の大きい物を選び、チョコット破いて中の色を確認したりして、これぞと思う物を取るの。

 そうして、中の玉をゆっくり、優しくもんで行くと、硬かったものが柔らかくなって、薄い皮の中で、白い種が踊るようになるの。

 その頃には玉と袋のつなぎ目辺りも少しずつ切れてきて、そこを見計らって、そっと袋を外し、たまの中の果肉をつなぎ目の所の丸い穴から少しずつ取り出すの。

 で、空っぽになった所で、きれいに洗い、口に含んで、ギュッギュって鳴らすの。

 その時のほおずきの味・・・・・・

 夏の味と言うと、ほおずきの味が思い出される。

 そうそう、作っている時に、果肉を食べるのも良くしたなあ・・・・・
 
 ちょっと苦みがあって、特別美味しい物ではなかったけれど、よく熟した物は甘酸っぱかったなあ。

 何でも疳の虫に効くと言って、子どもがほおずき遊びをするの、良い事だって言われたなあ。

 そうそう、最近では『食用ほおずき』って言うのも出回り始めたらしい。

 昔食べたほおずきのような甘酸っぱさで、苦みが無いらしい。

 どこかで見つけたら、ぜひ食べたいと思っているの。


 あ、そうだ、そう言えば、昔、ミニトマトの事を、『ほおずきトマト』と言っていたんだよって、可愛がってくれた小母さんが言っていたっけ。