2014/04/16ナビスコ杯予選第三節vs徳島「浦和の太陽に全員ひれ伏しなさい」の巻 | 【狭山市 安斎医院 院長ブログ】入間川徒然備忘録

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浦和 4-3 徳島

32分 阪野豊史(1)
50分 矢島慎也(1)
85分 オウンゴール
91分 濱田水輝(1)



今シーズンの公式戦未勝利の徳島。
こういうチームに初勝利を捧げるのが、浦和の伝統でもあるが、今日はそのジンクスを破った。

破ったが、内容は問題ばかり。
「控えの選手中心」というのは、体の良いエクスキューズにしかならない。

そんな不消化なゲームで、誰よりも輝いていたのは、紛れも無く「浦和の太陽 柏木陽介」だ。

格が違う。
次元が違う。

もちろん全員で勝ち取った勝利ではある。
ただ、他の選手には悪いが、柏木陽介の全てのプレーが、今日の勝利へ結びついた。
「浦和の太陽」はどんな状況でも、どんな相手でも、眩しいほどに光り輝いていた。
改めて、柏木陽介のポテンシャルの高さにアタマが下がるし、今日は全員で「ハハァ~」っとひれ伏すべき試合だった。



しかし。
しかしだ。

確かに今日の徳島のような相手に戦うのは、非常に困難を極める。
昨年のJ2プレーオフで、カウンターサッカーで勝利を掴み、昇格を果たしたが、場違いなのは一目瞭然だ。
5バック、4ボランチ、途中から6バック(笑)
そんな相手に勝ち切った所は評価に値するし、リーグ戦でもこのぐらいの苦しみを味わうだろうから、良い経験になった気がする。

失点は浦和のミスが二つ。
最初のコーナーは仕方ないと思う。
問題は、そのあと。
昨年の失点の仕方と同じだ。

リーグ戦のメンバーだったら、起こり得ない?と、楽観視しておく。


得点は全て泥臭いが、こういうのもアリだと思うし、同点になったあとでも「絶対勝つ!」という雰囲気があったように感じるのは、自分だけか?
前節の名古屋戦での気持ちが、しっかり根付いているのかもしれない。

一点目は阪野豊史。
柏木陽介のコーナーをニアでブルーツリーが頭ですらして、ファーに阪野が飛び込んだ。
練習通り。ナイスゴール。

二点目は見事。
矢島慎也のポテンシャルの高さが象徴された。
あの位置で、右足でニアに蹴り込むのは相当技術がいるとおもうが、抑えの利いた弾道が、ゴールネットを揺らした。
元気を始め、関根といい、矢島といい、シャドーのシュート意識が高いドリブラーが豊富なのは嬉しい。

三点目はオウンゴールだが、これは柏木陽介と矢島慎也のゴールと言っていいだろう。
6バックでゴール前に引き篭もる集団を彼ら二人で打ち破ったのは、お互いの攻撃センスとイメージの高さがシンクロした結果、オウンゴールを引き起こした。

逆転ゴールは濱田水輝だ。
パスミスや競り負けもあり、個人的にはまだ強い信頼は置けないが、今日のゴールを糧に頑張って欲しい。
ただ、リーグ戦初出場の試合より、階段を一段ずつ上るように良くなっている印象がある。
もう少しかもしれない。
一点だけ褒める(笑)
逆転ゴールの際に、コーナーの時はニアに居たのだが、関口が柏木陽介へ出した瞬間に、スルスル~っと、ファーへ素早く移動した。
コレは基本動作なのだろうが、おかげでマークが外れていた。
セットプレー時に子供達のお手本になる動きだった。




さぁ、問題は次だ。
一番恐れているのは、この「徳島ペース」に体が慣れてしまう事。
川崎はこんなんではないし、上手く切り替えないとコテンパンにヤラレるぞ。


今日の展開次第では、柏木陽介に休みを与えたかったが、結局フル出場。
彼の疲労と、チーム全体の安堵感が一番の懸念事項だ。


大喜びするのは、今週の土曜日にとっておこう。





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