米アカデミー賞でショーン・ペンが主演男優賞を獲った作品。
舞台はアメリカ。
ゲイで初めて公職に就いたという、実在の人物、ハーヴィー・ミルクが主人公。
すべての人間が平等であるという、現代では当然の事実が、当然ではなかった時代の物語。
70年代の話だから、びっくりするほど最近の話です。
ゲイには公民権を与えないとか、ゲイの教師を解雇するとか、もし、今そんなことを日本の政治家が発言したら、「失言」とみなされて失職するでしょうね。
「民衆の力」とか「政治」の持つ影響力を素直に感じることができる映画。
政治家を信じてみようかと、前向きな気持ちになれるかも。
すべてがうまく行くわけではないけど、これも一つのアメリカンドリームなんだろうなぁ。
行動すれば、何かを変えることができる、と思わせてくれる。
く○ったれアメリカ!と悪態をつく一方で、ビバ!アメリカ!とも叫びたくなる感じです。
ショーン・ペンは、映画の最初のほうではビジネスマン風のスタイル、その後はヒッピー風、最後は政治家っぽい髪型、服装で登場する。
スタイルが変わっても、ショーン・ペンはショーン・ペンに見えるから不思議。
彼の恋人、スコット役の俳優さんは、ヒッピー風のときは髪がくりくりしていてかわいらしく、政治活動をしているときは短髪でとても凛々しくなる。ゲイにしておくにはもったいなくて。
(失言?いえ、わたくしはオンナですから、もったいない)
ミルクのことをWikiで調べたら、NY時代にプロデューサー業もしたことがあって、携わった舞台として「ジーザス・クライスト・スーパースター」が挙げられていた。
へぇ~~~~~。
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あぁそうだ、パンフを買って、自宅でぱらぱらと読んでいたら誤植(というよりは、変換ミス)を発見。
ブログで報告したくなるのは、職業病かしら。