7/26(月)うどん記事☆
・こんぴらうどん
住所…香川県仲多度郡琴平町810-3
営業時間…8:00~17:00
定休日…無休
食べたもの…しょうゆ天650円
個人的評価…☆☆☆☆☆
※すみません、外観写真は撮り忘れました
池上製麺所の時のように、タレが全く入っていなく、自分で醤油ダレをかけて食べるタイプ
これはさぬき独得の食べ方らしく、最も珍しい食べ方とのことらしい。
まるで油そば感覚だった。
かつおぶし、生姜、青ネギ、天カスと、薬味の類が多く乗っている。
やや今まで食べたうどんの中では細めの麺で、柔らかいが弾力があり、よく練り込まれた感じがあって
食べ心地は良い。
醤油と麺と天ぷらを絡めて食べたら純粋にバランスの良い活きた美味しさが染み渡ってきて、
どんどんと口の中に入れたくなってくる味だった
ただ、やはりコストが過去最大なのは重く、これを払拭するほどの美味しさがあったかというと疑問。
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・山神うどん
住所…香川県仲多度郡まんのう町公文839
営業時間…11:00~14:00
定休日…水曜日・日曜日
食べたもの…しょうゆうどん小220円 いわし天100円 ちくわ天100円
個人的評価…☆☆☆☆☆★
まず最初に難点を挙げるとすると、お店が狭い道沿いの非常に分かりづらいところにあり、
営業時間が短く定休日も週二日あるところ。
知る人ぞ知る名店、のような位置づけのお店かもしれない。
こんぴらうどん同様やや細めの麺、柔らかく、ムニッとした感じのコシがあり、優しい食べ応え。
醤油ダレもサッパリめで優しい味わいで、そのままでも飲めそうなあっさり感・美味しさだった。
薬味は胡麻・青ネギ・生姜で、他にすだちが入っていたのが特徴的で、ますますそれが
タレをさっぱりしたものに仕上げていた
お店はこじんまりとした感じだが綺麗な普通の民家のようで、素朴な雰囲気が
行列が出来る有名店とは一線を画している感じがあって、個人的には好感が持てた
お店のスタッフの雰囲気・お店の造りの雰囲気・うどんの味、
総じて言えることは、優しく癒し系の讃岐うどん屋、といったところか。
ちなみにここのスタッフのお母さんは美人女将さんとして名高いらしく、検索してみると情報が載っている。
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番外編の讃岐ラーメン、「はまんど」。
木目調の作りたてのような綺麗な店内、つけ麺専門店の裏に建てられてあり、
ちょっと紛らわしく初め間違えそうになった。
中くらいの固めでコシのあるドッシリした平打ち麺、
そしてアツアツの豚骨と魚介のブレンドスープとのことだが、あっさりしていて塩スープかと思ってしまった。
小ぶりだがコリッとしたメンマ、青ネギ、なると、海苔、大きめの味がしっかり付いたチャーシュー、
そして何と言っても味玉が今まで食べたこと無いくらい美味しかった。
味玉がここまで美味しいというのは珍しい
難を挙げるとしたら、塩味がちょっと効き過ぎの印象があったが、
それ以外は全体的に非の付け所のない、品があってクオリティ高く熟成された味を感じた一杯だった
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総括
今回は最後の讃岐うどん屋巡りということで、全てを総合した統括を書こうと思う。
まず、最も一線を画したという意味でインパクトがあったのが最初に食べた「わら家」。
完全に薬味と麺、タレのみなので、"美味しい讃岐うどん"を食べたいという方は
ここは押さえておいた方がいいと思われる。
接客態度がちょっと触覚に触れるところがあったが、抜群の麺の力を感じたのが「もり家」。
特別うどんとしてのクオリティにはこだわりは無いが、美味しい食事をしたい、という方には
安くて具が最も美味しかった「うどん市場」がおススメ。
柔らかいタイプの麺が好きで、ゆっくりまったりとうどんを楽しみたいという方には「山神うどん」。
独得のまろやかさがあった"かまたまやま"を食べたいという方は「山越うどん」がおススメか。
個人的には、山越うどんをもう一度食べてみたいと現在思えている。
六年前に絶賛したうどん市場、トータルで大きく上回るようなお店は今回発掘出来なかったが、
クオリティ高いうどんの数々に巡り会って、うどん市場もそんな特別なところじゃ無かったのだ、と思えたことは
大きな収穫であったと思う
そして、人との出会いも凄く大事で………
次に四国の地に来ることがあったら、真っ先に行きたいお店は、やはり山神うどんなのである。