シミ、シワの改善に最適な美容オイル　「ロジェオイルピュア」

植物の実や種を圧搾して採れる植物油は、
食用としてだけでなく、肌につける化粧品として、または傷を癒す医薬品として、
古代から人々に役立ってきた歴史があります。

アロマテラピーのマッサージトリートメントには、
植物油に１～２％のエッセンシャルオイルがブレンドされます。
つまり９９～９８％が植物油ということになります。
植物油はエッセンシャルオイルと同様あるいはそれ以上に、
アロマトリートメントの効果を高める重要な要素になります。

アロマテラピーのトリートメントオイルを作るときには、
セラピストはクライアントの肌質や効果を考えて、
１０～２０種類の植物油の中から適したものを選んでブレンドします。

乾燥肌には、スィートアーモンドやアプリコット、アボガド、
脂性肌には、グレープシートやホホバ、
老化肌には、ローズヒップやヘーゼルナッツ、マカデミアナッツ、
トラブル肌には、カレンドラ、キャロット、ボラージ、
など。

今日は、そのなかでも肌の老化を防ぎ、シワやシミの改善に役立つといわれる、
ローズヒップオイルをご紹介します。

ローズヒップは、
アンデス山脈、主にチリとペルーに自生する約2.5ｍの低木のバラ科の植物です。
白やピンクの花を咲かせた後に、熟した赤い実（ヒップ）が生ります。
この赤い色はカロチノイドによるものです。

ローズヒップの実は、レモンの２０倍のビタミンＣを含有することで有名です。
ハーブティ、またはシロップやジャム、ゼリー、砂糖菓子にして、
ビタミンＣが効率よく摂取できる食品としてとても人気があります。

この実の７０％が種で、これを圧搾してオイルを抽出します。
野生の実が原料ですので、農薬などは使用されていません。
チリ産が多く、伝統的な低温圧搾で作られています。
主な成分は、リノール酸、α‐リノレン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸です。
治療特性を示す成分としては、トランス型レチノイン酸を少量含んでいます。

ローズヒップオイルは、
新しい組織を再生するため、
シミやシワ、瘢痕（切り傷・火傷・潰瘍などが治ったあとに残る傷あと）を
目立たなくするという効果が知られています。
老化を予防するアンチエイジング効果のあるオイルとしてとても人気があります。

多くのメーカーがロープヒップオイルを販売していますが、
値段はピンからキリまであります。

私が気に入っているのは、アタノールのロジェオイルピュアです。
これは、１５mlで6,300円ですので、ピンに近いです。

ちょっと高級なクリームや美容液のようなお値段ですが、
それなりの効果があります。
香りは甘く、少し渋みがあります。
少し褐色がかった金色の美しい色をしています。

クレンジング後、保湿のための化粧水をつけ、
少量を顔や首にのばして馴染ませます。
べたつかない程度に適量を使います。
翌朝は肌がオイルを吸収し、さらっとします。
美容液のように、目元や口の周りのみに使用することもできます。

注意点は、
紫外線に当らない夜のみに使用します。
化膿しているニキビや傷がある場合は使用を避けた方がいいと思います。
ローズヒップオイルは酸化しやすいので、開封後は冷暗所に保存し、