こんばんは
武心役を演じました岸本卓也です。
最後の決定稿をいただいて読み終えた時に
素晴らしい作品になると確信しました。
しかし確信したところで実際にクオリティを上げて皆様に楽しんでいただける作品にするのは僕達であって、稽古中はカンパニー内でたくさん苦しいことも正直ありました。
僕も座長として何をしなければいけないのかわかっていたはずなのに、実際には自分の役のことで精一杯で、周りのケアや全体に気が行き届かないこともあり、まだまだ自分の力の無さを痛感致しました!
でもどれだけ辛くても、大変でもカンパニーを盛り上げ時に笑いを取りみんなの心を軽くする、そんなことはできたんじゃないかと思います(笑)
あとは自分のやるべき事をしっかり舞台上で果たす。
それに尽きだと思います。
僕は3番目の年長者だったのですが土屋さんと福地さんには本当に感謝しています。
役者の先輩として人生の先輩としてこのお二人には本当に陰ながら支えていただきました。改めて本当にありがとうございます。
本番が始まってからはあっという間で、毎日が嵐のように過ぎていきました。
少しでもこの作品の持つ日本古来より存在する言葉の持つ力を、人を想う強さ儚さ素晴らしさをお伝えしたくて、原作の前田和紀さん、そして脚本演出の久保田唱さん衣装さんメイクさん、沢山のスタッフの皆さんと我々キャスト、カンパニーが一丸となって毎日皆様にお届けしてまいりました。