武戯 | 創作牌戯

武戯

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武士の合戦をイメージした牌戯です。


使用牌:萬子1~9 索子1~9 筒子1~9 東南西北白發中 各4枚ずつ 計136枚

推奨人数:4人(2対2)

手牌:16枚+1枚

和了型:手牌17枚で武頭(対子)一つと武隊(刻子または順子)五つをある状態

分了型:手牌17枚で搭子(順子から一枚抜いたもの)・対子・順子・刻子が1つもない状態


1:席

まずは東・南・西・北を裏返しにし、これをつかみ取りをします。

まず東を掴んだ人が任意の席に座り、その右に南、その右に西、その右に北という順に座ります。

東・南を掴んだ二人は天軍となりチームになります。

西・北を掴んだ二人は地軍となりチームになります。



→配牌へ



2:配牌

各プレイヤーはよく洗牌し、17列2段に牌を裏返しに積みます。

各プレイヤーはこの壁牌の右から8列までの牌をとり、全員に見えるように副露します。

準備が出来たら東を掴んだものから自摸を行う。



→自摸へ



3:自摸

自摸は配牌直後は東を掴んだ者が行い、それ以降は差し込まれた者が行う。

自分の壁牌の右端から一枚ひき(自摸)し、その牌を差込牌とし差込を行う。



→差込へ



4:差込

差込者は自分以外の者に差込を行うことが出来る。

ただし自軍から自軍への差込は連続2回までとする。

牌を相手の手牌に加え、差込まれたものの手牌と壁牌の判定を行う。


和了形が成立している場合→進軍へ

分了型が成立している場合→退軍へ

上記の二つが成立せず、壁牌がなく敵軍に差込まれた場合→合戦へ

その他→打牌へ



5:打牌

差込を行った者は差込をした手牌から適当と思われる牌を一枚選び、手牌の主の前に置きます。

手牌主はこの牌を自分の壁牌があれば卓中央に置き捨牌とするか、差込牌とし差込を行うか選ぶことができる。

壁牌がない場合は自動的に差込になる。



壁牌があり、捨牌とする場合→自摸へ

差込牌とする場合→差込へ



6:退軍

手牌17枚で分了形が成立している状態の者が属する軍はその時点で敗軍となります。



7:進軍

になると進軍します。

手牌17枚で和了形が成立している状態の者が属する軍はその時点で勝軍となります。



8:合戦

壁牌がなく敵軍に差込をされた場合は合戦となります。

向聴数の合計の算出をおこないます。


向聴数が敵軍より大きい場合→勝軍

向聴数が敵軍より小さい場合→敗軍

向聴数が敵軍と等しい場合→手牌判定へ


9:手牌判定

まず手牌の中から1組の武頭候補と5組の部隊候補を選出します。

武頭候補は各牌1枚または同一牌2枚を選出します。

武隊候補は連続する同種数牌2~3枚または1つとばしの同種数牌2枚または同一牌1枚~3枚を向聴数が一番低くなるように選出します。


(部隊得点+武頭得点)×構成得点で計算します。

役満同士の場合は玄軍>天門>天遁の順とします。

同点の場合は天軍が勝軍となります。

1:武隊得点

上忍隊【4点】同色同数の1・9牌または字牌を3枚集めた武隊

中忍隊【2点】同色同数の中張牌を3枚集めた武隊

下忍隊【0点】上記以外の部隊


2:武頭得点

青龍帝【2点】發2枚の武頭

朱雀帝【2点】中2枚の武頭

白虎帝【2点】白2枚の武頭

玄武帝【2点】自門牌2枚の武頭


3:構成得点

【部隊構成】

土遁【2倍】同色で同じ組み合わせの二部隊

木遁【2倍】發3枚の武隊

火遁【2倍】中3枚の武隊

雷遁【2倍】白3枚の武隊

風遁【2倍】自門牌3枚の武隊

水遁【4倍】三色で同じ組み合わせの三武隊

氷遁【4倍】一色で同じ組み合わせの三武隊

人遁【4倍】同色数牌を全種含む三部隊

地遁【4倍】白・發・中を全種含む三部隊

石遁【8倍】同色で同じ組み合わせの二部隊を二組

金遁【16倍】白・發・中の三部隊

天遁【役満】風牌を全種含む四部隊


【牌構成】

白軍【2倍】1・9・字牌を含まない構成

青軍【4倍】1・9・字牌のどれかを全ての部隊・武頭に含む構成

黄軍【8倍】1・9のどちらかを全ての部隊・武頭に含む構成

朱軍【16倍】1・9・字牌のみの構成

玄軍【役満】1・9のみの構成


【色構成】

絶門【2倍】数牌一色を含まない構成

混門【4倍】数牌一色と字牌のみの構成

清門【8倍】数牌一色のみの構成

天門【役満】字牌のみの構成



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