※ニュースのアップ時間を確認しながら読むとわかりやすいかもしれないです。


リタリン登録制「やめて」、服用患者が仮処分申し立て
12月3日15時19分配信 読売新聞

乱用が問題になっている向精神薬「リタリン」(塩酸メチルフェニデート)について、製造販売元のノバルティスファーマ(東京都港区)が、医師や薬局を登録制にして流通を管理する方針を打ち出したことに対し、リタリンを服用してきたうつ病患者ら5人が3日、同社を相手取り、登録制の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。

申立書などによると、5人は、うつ病などのためにリタリンの処方を受けていたが、この薬の乱用が社会問題化したことから、厚生労働省は10月、効能からうつ病を削除し、適応症を睡眠障害のナルコレプシーに限定。同省の指示に基づき、同社は来年1月までに同障害を適切に診断できる医師らを登録し、リタリンの流通管理を徹底することになった。


というリタリンを使っている当事者からのアクションがあったにもかかわらす。。。


<リタリン>製薬会社が処方を専門医などの登録制に
12月4日22時34分配信 毎日新聞

向精神薬「リタリン」を製造・販売する「ノバルティスファーマ」(本社・東京都港区)は4日、リタリンを処方できる医師を専門医などに限定し登録制にする流通管理策を発表した。08年1月1日から施行される。この結果、1月以降はリタリンは唯一の適応症となるナルコレプシー(睡眠障害)だけに処方でき、うつ病などには一切使えなくなる。

同社によると処方できる医師は(1)日本精神神経学会など関連学会に専門医や認定医として登録(2)ナルコレプシーの診断・治療に精通(3)依存症に関する研修プログラムを履修--などが条件。調剤できる薬局も、適正管理を誓約することなどが条件とされた。さらに、登録申請があった医師や薬局について適格性を判断して承認するかどうか決定。不正があった場合は登録を削除する。

厚生労働省はリタリンの乱用防止のため適応症からうつ病を削除するとともに、処方できる医師を登録制とするなど流通を厳しく制限することを決定。同社は11月27日、医師や弁護士など社外の有識者7人による「リタリン流通管理委員会」を設置。同委が処方できる医師や薬局の基準を検討してきた。【精神医療取材班】



リタリン乱用問題、製造販売元が医師や薬局を登録・管理へ
12月4日22時38分配信 読売新聞

うつ病患者らによる乱用が問題となっていた向精神薬リタリンについて、製造販売元ノバルティスファーマ社(東京都港区)は4日、医師や薬局を登録して管理する仕組み(基準)を公表した。

今月中に登録を終え、来月から流通管理体制を開始する。

厚生労働省は今年10月、効能からうつ病を削除し、保険診療の対象を睡眠障害「ナルコレプシー」だけに限定。同時に、乱用の温床とされる適用外処方や過剰処方を防ぐため、同社に管理体制の導入を求めた。

基準によると、登録医師になるには、<1>日本精神神経学会など関連4学会の専門医か認定医<2>ナルコレプシーの診断・治療に精通――などの5条件を原則、すべて満たす必要がある。登録薬局には、他の薬局や医療機関へのリタリン譲渡を禁止し、必要に応じて調剤記録の提出も求めた。



一部の医者からのむちゃくちゃなリタリン処方に対して、
苦情を国にあげたのは、あくまで飲んでいる当事者ではなく、その周りにいる人たちです。

当事者になるとわかるものですが、
処方されたものがまずいと思った場合は、当事者は医者に相談したり、
勝手に薬を減らしたりします。

私はリタリンは処方されていませんが、
眠剤は自分の体と相談して減らしても大丈夫なことを担当の先生に確認しています。

精神病系の病気を患っている人たちだけの、常識なんでしょう。
特に服薬が長期の人はその傾向があると思います。


まぁ、体の場合は飲まないと本当に命にかかわる訳で、
きちんと先生に了解を取らないと大変なことになるでしょうから。

なのに、リタリンを使用している人間の意見は無視して、
その周りの人間の意見だけを聞いているだけに感じてしまいます。

確かに、精神病の薬はどんどん発達していますが、
減薬するのはとても大変な作業です。

あまり、別のものと認識されるのは困りますが、
理解してないで、当事者の意見を無視した国のやり方にはあきれます。


ブログランキング参加中です。クリックプリ~ズ♪ <別窓で開きます>