速報がされた順番に並べてみました。
全部１日で決まった流れです。
リタリンの効能鬱病除外を申請 製造販売元
10月17日16時14分配信 産経新聞
鬱病（うつびょう）や睡眠障害などの治療に使われている向精神薬「リタリン」（塩酸メチルフェニデート）の不適正使用や乱用問題を受け、製造販売元のノバルティスファーマ（東京）は１７日、薬事法に基づき同薬の効能・効果から鬱病を外すことを国に申請した。リタリンには覚醒（かくせい）作用や気分を高揚させる働きがあり、依存症や乱用の問題が指摘されていた。
同日午後に開かれる薬事・食品衛生審議会の部会での審議などを経て、認められる見通し。鬱病が除外されればリタリンの効能・効果は睡眠障害「ナルコレプシー」のみとなり、同社は今後、流通管理を厳格にして適正使用につなげたい考え。
同社は「この数年、鬱病治療の新薬が国内にも登場し、これらの使用が定着している。海外と同様にリタリンの効能から鬱を外すことが、現時点では適切と判断した」としている。
リタリン、厚労省がうつ病治療の適応除外へ
10月17日20時48分配信 産経新聞
一部医師による過剰な処方で乱用が問題となっていた鬱（うつ）病治療に使う向精神薬「リタリン」について、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会は１７日、適応症から鬱病を外す方針を固めた。
製造・販売元のノバルティスファーマ（東京）が同日、薬事法に基づく効能、効果から鬱病を削除することを厚労省に申請。審議会は申請を承認する見込み。
今後、リタリンの適応症は「ナルコレプシー」（居眠り病）のみとなる。同症の診断は脳波検査が必要で患者数も鬱病より少ないため、リタリンの処方量は急減する見込み。審議会はリタリンとほぼ同じ成分のＡＤＨＤ（多動性障害）新薬「コンサータ」も含め、有識者による委員会を設置し、処方できる医師、医療機関、薬局を限定することで流通管理を徹底する。
リタリンをめぐっては先月１８日、適応症でない患者に処方を出していたとして東京都などが新宿区歌舞伎町のクリニックを立ち入り検査をしたほか、過剰に処方していた都内の医院が相次いで閉院している。
＜リタリン＞うつ病削除を厚労省部会が了承
10月17日22時53分配信 毎日新聞
乱用が広がっている向精神薬「リタリン」について、厚生労働省は１７日、薬事・食品衛生審議会の部会を開き、製造販売元の「ノバルティスファーマ」（東京都港区）が申請した適応症からうつ病を削除することを了承した。近く審議会薬事分科会に報告され、了承されれば今月中にも正式承認される。承認後はナルコレプシー（睡眠障害）にしか使えなくなる。処方できる医師も登録制にするなど厳しい流通管理策が併せて導入されることになり、乱用への有効な歯止めとなりそうだ。
部会では、小児期における「注意欠陥多動性障害（ＡＤＨＤ）」の国内初の治療薬として「ヤンセンファーマ」（千代田区）から承認申請が出されていた「コンサータ」についても論議。リタリンと同じ塩酸メチルフェニデートが成分に含まれ依存性が強いとして、同様の流通管理策を条件とすることで了承された。リタリンと同様に薬事分科会に報告し、承認される見通しだ。
両社が部会に報告した流通管理策によると、両社はそれぞれ専門医や弁護士ら外部の有識者による第三者委員会を設置。ナルコレプシーとＡＤＨＤの診断能力のある医師や医療機関だけが処方できるようにし、医師名などをリスト化して管理。調剤薬局も同様の名簿を作り流通段階でもチェックを徹底する。ノバルティスファーマには来年１月１日までに流通管理策を実施するよう要請。ヤンセンファーマに対しても、コンサータが発売されるまでに整備するよう求めた。厚労省は「麻薬並みの厳しい流通管理になる」と話している。
一方、この日の部会で、日本精神神経学会などから、リタリンについて末期がんの患者の抑うつ症状の改善薬として新たな適応を求める要望も出された。しかし、「現段階では科学的な根拠に基づく治験（臨床試験）報告が乏しい」などの意見があり、認められなかった。このため今後、関係学会で治験を進めることが確認された。【精神医療取材班】
先月に一過性で悪いところだけがニュースとなってしまったリタリンです。
確かに普通より早めに新しいルールになるとは思っていましたが、
これはちょっと早すぎ。
私の予想ではあと半年くらいは余裕があると踏んでいました。
なんせ、他に決めないといけないことはたくさんあるし、
それを後回しにしてまで速攻で行動指針を決めるのは危険だと思っていたからです。
きちんと検証して決めるのなら問題は無いと思うのですが、
麻薬･･･と認識するのなら現在処方されている人がどうなるかくらいは考えて欲しいのですが。。。
ニュースを見る限り、当事者の意見はまったく聞かないで決めているように感じます。
なんか・・・障害者自立支援法の横暴さを思い出してしまっています。
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全部１日で決まった流れです。
リタリンの効能鬱病除外を申請 製造販売元
10月17日16時14分配信 産経新聞
鬱病（うつびょう）や睡眠障害などの治療に使われている向精神薬「リタリン」（塩酸メチルフェニデート）の不適正使用や乱用問題を受け、製造販売元のノバルティスファーマ（東京）は１７日、薬事法に基づき同薬の効能・効果から鬱病を外すことを国に申請した。リタリンには覚醒（かくせい）作用や気分を高揚させる働きがあり、依存症や乱用の問題が指摘されていた。
同日午後に開かれる薬事・食品衛生審議会の部会での審議などを経て、認められる見通し。鬱病が除外されればリタリンの効能・効果は睡眠障害「ナルコレプシー」のみとなり、同社は今後、流通管理を厳格にして適正使用につなげたい考え。
同社は「この数年、鬱病治療の新薬が国内にも登場し、これらの使用が定着している。海外と同様にリタリンの効能から鬱を外すことが、現時点では適切と判断した」としている。
リタリン、厚労省がうつ病治療の適応除外へ
10月17日20時48分配信 産経新聞
一部医師による過剰な処方で乱用が問題となっていた鬱（うつ）病治療に使う向精神薬「リタリン」について、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会は１７日、適応症から鬱病を外す方針を固めた。
製造・販売元のノバルティスファーマ（東京）が同日、薬事法に基づく効能、効果から鬱病を削除することを厚労省に申請。審議会は申請を承認する見込み。
今後、リタリンの適応症は「ナルコレプシー」（居眠り病）のみとなる。同症の診断は脳波検査が必要で患者数も鬱病より少ないため、リタリンの処方量は急減する見込み。審議会はリタリンとほぼ同じ成分のＡＤＨＤ（多動性障害）新薬「コンサータ」も含め、有識者による委員会を設置し、処方できる医師、医療機関、薬局を限定することで流通管理を徹底する。
リタリンをめぐっては先月１８日、適応症でない患者に処方を出していたとして東京都などが新宿区歌舞伎町のクリニックを立ち入り検査をしたほか、過剰に処方していた都内の医院が相次いで閉院している。
＜リタリン＞うつ病削除を厚労省部会が了承
10月17日22時53分配信 毎日新聞
乱用が広がっている向精神薬「リタリン」について、厚生労働省は１７日、薬事・食品衛生審議会の部会を開き、製造販売元の「ノバルティスファーマ」（東京都港区）が申請した適応症からうつ病を削除することを了承した。近く審議会薬事分科会に報告され、了承されれば今月中にも正式承認される。承認後はナルコレプシー（睡眠障害）にしか使えなくなる。処方できる医師も登録制にするなど厳しい流通管理策が併せて導入されることになり、乱用への有効な歯止めとなりそうだ。
部会では、小児期における「注意欠陥多動性障害（ＡＤＨＤ）」の国内初の治療薬として「ヤンセンファーマ」（千代田区）から承認申請が出されていた「コンサータ」についても論議。リタリンと同じ塩酸メチルフェニデートが成分に含まれ依存性が強いとして、同様の流通管理策を条件とすることで了承された。リタリンと同様に薬事分科会に報告し、承認される見通しだ。
両社が部会に報告した流通管理策によると、両社はそれぞれ専門医や弁護士ら外部の有識者による第三者委員会を設置。ナルコレプシーとＡＤＨＤの診断能力のある医師や医療機関だけが処方できるようにし、医師名などをリスト化して管理。調剤薬局も同様の名簿を作り流通段階でもチェックを徹底する。ノバルティスファーマには来年１月１日までに流通管理策を実施するよう要請。ヤンセンファーマに対しても、コンサータが発売されるまでに整備するよう求めた。厚労省は「麻薬並みの厳しい流通管理になる」と話している。
一方、この日の部会で、日本精神神経学会などから、リタリンについて末期がんの患者の抑うつ症状の改善薬として新たな適応を求める要望も出された。しかし、「現段階では科学的な根拠に基づく治験（臨床試験）報告が乏しい」などの意見があり、認められなかった。このため今後、関係学会で治験を進めることが確認された。【精神医療取材班】
先月に一過性で悪いところだけがニュースとなってしまったリタリンです。
確かに普通より早めに新しいルールになるとは思っていましたが、
これはちょっと早すぎ。
私の予想ではあと半年くらいは余裕があると踏んでいました。
なんせ、他に決めないといけないことはたくさんあるし、
それを後回しにしてまで速攻で行動指針を決めるのは危険だと思っていたからです。
きちんと検証して決めるのなら問題は無いと思うのですが、
麻薬･･･と認識するのなら現在処方されている人がどうなるかくらいは考えて欲しいのですが。。。
ニュースを見る限り、当事者の意見はまったく聞かないで決めているように感じます。
なんか・・・障害者自立支援法の横暴さを思い出してしまっています。
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