いまどきは、夫と一緒のお墓に入りたくない奥様も結構いらっしゃるようですね。
わがやは…大丈夫!(だと思います)
が、熟年になってもラブラブ。
最期までも「あなた、先に行って待っていてくださいね」
「今までいろいろありがとう、必ず待っているよ」と
涙でお別れになるご夫婦も、もちろん大勢いらっしゃいます。
当然、このお二人は同じお墓に入れるものと思われますが、
中には、別々に埋葬されてしまうことになる場合もあります。
例えば、
自分たちでお墓を取っていない場合。
子どももいないから、などと言う理由で
実家のお墓に入れて頂けたのはよいけれど
そのお墓はお寺の檀家である実家のもの(使用者)になっているので
残った夫婦の片われの方もいざ納骨してもらうと思っても
檀家である実家でそのお寺へ申請してくれなければ入れないのです。
夫亡き後も実家との関係を良好に保てなければ
やすやすと入れるのに手を貸してくれないでしょう。
そしてさらに恐ろしいことに
自分の姉妹たちとの関係もうまくいっていなければ
自分側の親族もあてにはできないことになります。
すべてがそのような理由でとは限りませんが
電車の網棚に放置されたり、ゴミ置き場に置かれたりという、
ぞんざいな扱いをされる遺骨が増えています。
日頃からの関係を大切に。
そして、ソナエとして、その先の先までも十分に考えなければならない時代に来ています。