見つめるキャッツアイ | 人生をピンセットでつまむ

見つめるキャッツアイ

ぎゃん玉だ


ちんぽこだ


と夜な夜な乙女チックに囁いては


藍色の空を眺めつつ


浮かぶ星々にうっとりするボクは


ふと


その藍色にぎゃん玉星を見つける


ピカピカとひかり輝くぎゃん玉星


何光年も遥か遠くに輝くそれは


もう消滅しているかもしれない


ただその光だけを今も地球に届ける


ボクはひかりに誘われるように


衣服をするすると脱ぎ捨て


生まれたままの姿になりたたずむ


月明かりに照らされるシルエットは


まるでキャッツアイのよう


「街はきらめくパッションフルーツ」


「ウインクしてるevery night」


そんな裸のキャッツアイは


美しきシルエットで


今夜も藍色に浮かぶぎゃん玉星に


願いをかける


当たれロト6