3月11日を境に日本、とりわけ東北は大きな試練を与えられています。
そんな東北が、もしかすると例年以上に盛り上がりそうなのが、この祭りのシーズンではないでしょうか。
東北三大祭といわれる青森の「ねぶた祭」、秋田の「竿灯まつり」、仙台の「七夕まつり」(最近では六大祭にまで拡大しているようです)の中の竿灯まつりに行ってきました。今日から8月6日(土)までの4日間行われます。
明らかに今年だから見られる光景がありました。それは、200本以上の竿灯の提灯に震災後を感じさせる、思い思いのメッセージが書かれていることです。
本来はそれぞれの参加団体を示すロゴやマークが提灯に描かれていることが決まりのようですが、今年ばかりは各団体の心意気で、そうしたメッセージが掲げられることになったようです。
無数の提灯のともしび、差し手(演技者)たちの妙技、お囃子の笛や太鼓の音・・・
祭りとは、いつでも人々の心を高揚させ、その感覚を共有させるものだと思いますが、大きな傷を負った後ではなおさらではないでしょうか。
今回は数多くの被災者も招待されているそうです。このお祭りの気分に浸って、少しでもリフレッシュできたらいいと思います。
がんばろう東北