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台北市保護樹木。

皆様、こんにちは。

台北市文化局では
人々の、緑の資源に対する理解と尊重の意識を促し、
加えて保護意識を起こさせる為に
西暦2000年以来、台北市樹木保護自治条例の立法作業がすすめられてきました。
そして2003年4月18日に台北市議審議を通過し、
台北地区の保存に値する木々及び都市の緑の環境・自然生態文化の健全なる状態を、
条例を作ることによって守る、としました。

保護されるものの中で、特に「樹木」のことを
「台北市保護樹木」といい、
保護樹木にはこのような札が付けられています。


保護樹木は特定の自然公園内にある樹木に限らず、
この写真のように、街中にさり気なく生えているものもあります。


この「ガジュマルの木:Ficus microcarpa L.f.」
コインパーキング内で人々を見守っています。



台湾大学内にも26本の保護樹木があり、
とかげ「フィカス種の巨木」とかげに登場する木は、これに該当します。)
その中でも特に私を惹き付ける魅惑の木を御紹介致します。

〔Broad-leaf Banyan tree:学名 フィカスアルティシマ ブルーム〕


おどろおどろしい佇まいが大変魅力的で、
幹の中に人顔が浮かび上がっているように見えるところが
また何とも言えぬ良い味を出しています!


先日行ったとかげ台北市植物園内とかげにも
たくさんの保護樹木がありました。






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こちらはとかげ新宿区のホームページとかげです。

緑を守る活動は、県や市などの大きな単位でも行っていますが
身の回りに生育を守ってゆきたい木があるならば
個人での申請も可能です。

樹木は人々を守ってくれる大切な存在です。

その存在に敬意を表し、共存の道を歩めるよう望みます。