安心して食べられる? | あんくら島田のブログ

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『安心して暮らせる島田を作る市民の会』
私たちは静岡県島田市での「震災がれき広域処理」への疑問から活動を始めた年齢や立場・市内か市外かなどの「枠」にこだわらない個人有志の集まりです。


 

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(福島第一原発事故の放射能汚染地図と食品汚染マップ)
Marcoさん作成。厚生労働省「食品中の放射性物質の検査結果について」2013年1月分のデータを早川マップにプロット。まだまだ広範囲でセシウムが含まれている。労作です。
 

これ、すごいと思いませんか?
厚労省の食品検査の結果を地図に落としてくれています。
大変な作業だったと思います。
Marcoさんに感謝!!

こちらのリンク先で地図を大きく見れますのでどうぞ。

http://after-311.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2013/02/17436418d230f845577da9f0878888ba.jpg

人は一日3回食事します。
「安全なものを選んで食べよう」
なんて考えていたら、ホント、食べるもの無くなっちゃいます。
買い物できなくなっちゃいます。

私は、ある時期から考え方を変えました。

◆危ないもの、リスクの高いものを避けよう。
◆たくさん食べるものにより注意を向けよう。
◆そして、トータルでのリスクを下げよう。

「安全なものを選ぶ」 と 「危険なものを避ける」

これ似てるようで違います。
良かったら試してみてください。

もちろん、これは静岡県に住んでいる私の判断です。
判断は地域によっても、その他の要因によっても異なって当然です。

私自身が静岡県で暮らしていて、普段接する人達から
「気にしてたら食べるもの無くなっちゃう」
と言われることがあまりにも多いことからの発言です。
思考停止しないために。


さて、つぎにこちらの図をご覧ください。 


 

これは、Kaze to Hikari というグループが厚労省のデータをを元に分析したものです。
*更に詳しい説明がありますので、サイトへどうぞ。
http://www.kaze-to-hikari.com/2013/02/post.html

<図の説明文から>
昨年12月には、全国で32,620件の検査が行われ、第一位の東京都は9,109件でした。ところが、その98%(8,941件)は牛肉の検査でした。

私も厚労省のデータを見てみました。

<検査の統計/厚生労働省>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000029qee.html

ホント(。・´д`・。)エェ~って位に牛肉ばかり、、、

そして、検出限界値は<25ベクレル/kgです。
つまり、Marcoさんの地図に落とし込まれている14ベクレル/kgの牛肉は、例外的に検出限界値を下げて検査した時に出た値ということですね。
この地図に無いからと言って、大丈夫と言うことでもないと言うことが分かります。
もちろん、基準値である100ベクレル/kgは超えていないと言われればそれまでですが。

それにしても、どういうつもりでこのような偏った検査をしているのでしょう。

東京都福祉保健局のHPに「都内流通食品の放射性物質検査のQ&A」と言うのがあります。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ryuutuu/qa.html#1

以下転載****

Q1:検査規模(検体数)はどのくらいですか。また、どういった食品を検査するのですか。
 平成25年3月までに国産食品1,000検体、輸入食品100検体程度を予定しています。検査する食品は生鮮食品と加工食品を対象に幅広く行う予定です。

ん、、、もともと1,000(年間?)しかやらない予定なのですね。



Q2:対象食品の種類は、どのような考え方に基づき選定していますか。
 主として、都民が日常的に摂取する食品、子供が継続的に摂取する食品を選定しています。

牛肉以外の2%の中で考えることだったのか、、、。


Q3:対象食品の産地等の地域はどこですか。
(国産食品)
 生鮮食品は主として、国通知で検査対象となっている自治体(17自治体)が対象となります。
また、加工食品は地域を特定せずに実施しています。
なお、都内産農産物等については、別途計画を策定し、検査を実施しています。
(輸入食品)
  チェルノブイリ原発事故の影響を受けた主としてヨーロッパが対象となります。



Q4:サンプリングはどこでどのように行うのですか。
 主に都内の小売店(スーパー等)で対象品を購入し、検査を行います。



Q5:どのくらいの頻度で検査する予定ですか。
 毎週、20~30検体程度の検査を予定しています。



Q6:検査方法を教えてください。
(飲料水、牛乳、乳児用食品)
 より厳しい基準値が設定されているため、これら食品ではスクリーニング検査を行わず、ゲルマニウム(Ge)半導体検出器による検査を行います。 
(一般食品)
 まず、ヨウ化ナトリウム(NaI)シンチレーションスペクトロメーターにより、スクリーニング検査を行います。
 スクリーニング検査で計測値が50Bq/Kgを超えた場合は、ゲルマニウム(Ge)半導体検出器を用いて確定検査を行います。



Q7:検出限界値とは何ですか。
 「検出限界値」とは、測定において検出できる最小値のことをいい、検査機器により、放射性物質を検出できるレベルが異なります。
 また、放射性物質の特性として、同じ機器で測定しても、検体ごとに検出限界値が変動します。
たとえば、「検出せず(<10)」とあるのは、検出できる最小値が10Bq/kgであるということを示します。
 なお、「検出せず(<10)」の10という値は機器の精度等を示すものであり、「検出せず(<10)」と表記された食品が「検出せず(<5)」と表記された食品より放射性物質が多いということではありません。



Q8:基準値を超えて検出された場合、どのような措置がされますか。
 食品衛生法違反として、速やかに回収等の必要な措置を行います。
判明した検査結果は、原則、毎週火曜日にホームページ上にて公表します。



Q9:検査結果はどのように公表されるのですか。
 判明した検査結果は、原則、毎週火曜日にホームページ上にて公表します。

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こういう現状を踏まえ、行政に頼らずに自ら測ろうとされているのが市民測定室です。
この2年間に全国でたくさんの市民測定室ができました。

静岡県にもありますのでご紹介します。

◆静岡放射能汚染測定室
http://sokuteisitu.plumfield9905.jp/

◆放射能測定室てぃーだ
http://www.kon-tida.net/

◆マスダクリニック
http://www.masuda-cl.com/


 

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