仮想マシンからホストマシンへのネットワークが異常に遅い | あにs’の自由気ままなブログ

仮想マシンからホストマシンへのネットワークが異常に遅い

最近のCPUはマルチコアは当たり前。OSも64ビット化が進みメモリも多量に積めるようになってきた。
無限大に増え続けるサーバ(大げさだが)。これをいかにコンパクトにまとめようかと、3~4年前ぐらいはブレードサーバと言うのが流行っていた。
しかしマルチコアが当たり前になり、そのコア数もかなり増えた現代。去年あたりからは仮想化が流行りだしている。

そんなわけで今回、開発の度に増え続けるマシンの台数を抑えるため、VMWareによる仮想マシンを構築し、システムの開発を行うこととした。
当然構築したシステムも仮想環境で動作するよう、設計を進めている。

さて、初めての仮想環境。そしてVMWare。
今考えてみればホストOSにWindows Server 2008 R2を使っていたわけだから、Hyper-Vでも良かったような気がする。

そんなことはさて置き、
構築した仮想マシン(Windows XP)にOracleのクライアントをインストールしようと思い、ホストマシンのディスク上にあるセットアップファイルを仮想マシン上へネットワーク経由でコピーしようとした。
が、ぜんぜん進まない。コピーがである。
約600Mのファイルをコピーしだしてかれこれ10分は経過するというのにまだ数%しか終わっていない。
『どういうこと?』

ネットでいろいろ調べてみた結果。
どうも『TSO』と言うのをOFFにすればよいということが判ったが、どこをどうすればよいか判らん。
で、TSOとはTCP Segmentation Offloadの略で本来CPUが行うTCPパケット処理をNIC内のLSIが行う仕組みのことを言うらしい。
LSO(Large Send Offload)とも言うらしい。

と、言うことが少し判ってきたので、ホストマシンのNICのドライバ設定でTSOとかLSOとかオフロード(Offload)とかのキーワードがあるところの設定を片っ端から設定を変更してみる。

結果。どうにか早くなった。桁違いに早くなった。

ちなみに自分のマシンは次のところを『オフ』にすることにより早くなったので、ご紹介しておこう。
$あにs’の自由気ままなブログ-NIC

ローカル エリア接続(環境によっては違う名前になっていることもあるのでご注意を)のプロパティを開き、『構成(C)』ボタンをクリック。


$あにs’の自由気ままなブログ-NIC

『詳細設定』タブをクリックし、『大容量オフロード(LSO) (IPv4)』を『オフ』に。

以上である。

ご覧のようにインテルのオンボードチップはIPv6もサポートしているようだが、とりあえず使っていないのでこちらは変更しなかった。

VMWareのネットワークの遅さで悩んでいる方。一度お試しあれ。
参考になった時はコメントお願い!



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