「マッグを出る喜び」一覧 | 素人目線

「マッグを出る喜び」一覧

「マッグを出る喜び」の代表的パターン


「絵柄はかわいいけど漫画としては・・・」な人がマッグでデビュー



壮大or複雑or夢いっぱいorふわふわ~なファンタジーものを描く



売り上げは壊滅だが、マッグなので単行本出すまでは続く(たいていは3巻以上出す)



いずれ打ち切られるが、連載の期間中にそれなりに腕を上げる



次回作を他社で立ち上げる



絵柄のよさを活かした、売れそうな作品に着手



大ヒット!アニメ化!大勝利!





・小林立
御存知、「咲-saki-」の作者
マッグを出る喜びの頂点がこの人
ブレイドではふぁたらいざーとかいう、
立ち読みした瞬間に「あ、これマッグのいつものパターンだ」という衝撃が頭を走る
そんな素晴らしい漫画で1巻打ち切り
ただし、当初から萌え漫画なら即戦力レベルではありました

Fatalizer (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥580
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さて、マッグの独立元であるスクエニに移籍、
「女の子が麻雀やるなんてネタは、どうでしょう?」
途端に大ヒット!大勝利!

マッグはクソなんや~・・・ぐすん・・・



・原悠衣
現在アニメ大好評放送中!「きんいろモザイク」の作者
え?マッグにいたとき?
堕天使カナン(全1巻)と星のウィッチ(全3巻)
どちらも本筋はコッテコテすぎて何の面白みもないけど
絵柄はシンプルでかわいい、そんなファンタジーものだった印象があります

星のウィッチ終了後、数年の潜伏期間を経てきららMAXに移籍、そんできんモザです
カラー絵がどんどんキモオタハートキャッチ仕様になっていくのが分かります


堕天使カナン (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥580
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星のウイッチ 3 (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥590
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きんいろモザイク (1) (まんがタイムKRコミックス)/芳文社

¥860
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なお潜伏期間にも「コミックブレイド海賊本」というマッグコミケ限定誌で読み切りを描いてます
この読み切りで星のウィッチ3巻から相当の上達が伺えます
当時は「これだけ良くなったし次回作期待してるよ!」と思ったものです
とはいえ、長編のお話があまり面白い人ではないので、
やはり萌え4コマという舞台を選択したのは正しかったのでしょう

(ただ、普通にやると絵が白く感じてしまうので、
黒を積極的に入れたほうがバランスがとれる人な気がする・・・
そういう意味で海賊本の読み切りはベストだったんだけど・・・)



・村山渉
マッグですごくよくわからないファンタジー漫画を描いてました
キャラクターの威勢はいいですが、るるこ以外は話の威勢が悪いです
よってるるこだけ見ればいいと思います

なおマッグの作家としては異様なほどに筆が速いです
(これと並べるのはおそらく壱村仁、あやめぐむ、藤野もやむ、東まゆみくらいです)

デザート・コーラル 1 (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥580
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ジャンクヤード・マグネティク 1 (コミックブレイド)/マッグガーデン

¥価格不明
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はかいしんるるこ 1 (コミックブレイド)/マッグガーデン

¥価格不明
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バーズにいって色々描いてるみたいです
阪急電車のコミカライズをパッと読んだことがありますが
以前よりコマが整理されててわかりやすくなっている印象がありました



・森田柚花
ブレイドで「DANCEDANCEDANCE!」という作品を連載
夢いっぱいの女の子がタイムスリップ、100年前の自分の街で仲間とよろしくやるのですが・・・
何やら話が動きそうなところで無限休載という箱田せんせえの二の舞のような事例
あースゲエワクワクさせてくれたんだけどなああああああああああああああああああ


DANCE DANCE DANCE! (1)/森田 柚花

¥580
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当時からそれと並行して角川系でも活動をしていたようなのですが、
現在はそちらに専念してコミカライズをやってます
せっかく勝負できるだけの自分の絵柄があるのにもったいないですね

STEINS;GATE 史上最強のスライトフィーバー (1) (角川コミックス・エース 158-9)/角川書店(角川グループパブリッシング)

¥609
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・坂野杏梨
コミックブレイドにて「魔法株式会社」を連載
いやあ・・・よくこの絵で連載させたなってレベルでしたよマジで・・・
それでも連載重ねてくうちに目覚ましい上達をとげていました

魔法株式会社 (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥590
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現在は問題児が異世界から~のコミカライズ

問題児たちが異世界から来るそうですよ?乙(1) (ドラゴンコミックスエイジ)/富士見書房

¥価格不明
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・真じろう
「いや、これどう考えてもモロfateやらガンツやらだろ・・・」っていう設定の
ゾディアックゲームとかいう漫画を連載されていました
読めば読むほど生気が吸い取られていくようなガタガタの絵でした
・・・が、やはり全4巻の連載の中で良くなってきました

ゾディアックゲーム 1 (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥590
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そして現在は念願の(?)fate/zeroコミカライズ。
なんか色々はっちゃけてるみたいなんで多分楽しいのでしょう。
MFでオリジナルも描いてるよ!

Fate/Zero (1) (角川コミックス・エース 345-1)/角川書店(角川グループパブリッシング)

¥588
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タブー・タトゥー 1 (MFコミックス アライブシリーズ)/メディアファクトリー

¥590
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・サンカクヘッド
デビュー当時、マッグが大プッシュしていた作家です
確か編集長が交代した時期で、新編集長時代の象徴みたいな立ち位置だったはず
表紙にもなりましたしね

ぽんてら 1 (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥600
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だが「マッグがプッシュした連載は必ず爆死する」という例に漏れず売れなかった
作品はまあ、あいうらみたいなもんだったような・・・(あやふや)
当初は絵柄としてもギャグとしてもアクが足らなさすぎたのかもしれない
途中から並行して描いてた芋虫かなんかの漫画のほうが面白かった

マッグを出てから色んな雑誌を渡り歩き、その中で絵柄をいくらか変更
現在ではなんとヤングジャンプで連載中
雑誌名だけなら間違いなく最栄転といえる

ヤンジャンでの絵柄は当初のシュールさはもちろん、かわいさ・エロさも排除されないものになっており
ああこれが「形」なんだろうなあ・・・という気分にさせられた
今後に期待したい

干物妹! うまるちゃん 1 (ヤングジャンプコミックス)/集英社

¥540
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・菅野マナミ
原せんせえと仲がいい
ブレイドMASAMUNEで「PUZZLE+」という漫画を連載
これがまた・・・絵はかわいらしいんだけれどもお話がさっぱりわからんちんなマッグ作品
絵がかわいいんで頑張って理解しようとはできましたけど

Puzzle + 01 (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥580
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現在はMFでちょい百合な漫画を描いてる
こういうシンプルに構図が見えているほうが間違いなくこの人はいい
アニメ化しようしよう

ひまわりさん (MFコミックス アライブシリーズ)/メディアファクトリー

¥570
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ちなみにこの人、「さくら荘のペットな彼女」アニメにおけるメインヒロインの漫画も描いてます
「絵がうまいけど話がさっぱりわからん」という作中の設定と、
PUZZLE+での菅野せんせえのイメージがピッタリで笑ってしまった



・ネスミチサト
読み切り当時より確立された絵柄の持ち主でした
絵の時点で全力でおとぎ話しちゃってます
すごく地味な短期集中連載をavarusで数本やった後、ARIAに行きました
まあこれだけ良質な絵はマッグにはもったいな・・・

crookclock (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥590
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セーブル・プリンス(1) (BLADE COMICS)/マッグガーデン

¥600
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ジャウハラ幻夜 上 (KCx ARIA)/講談社

¥590
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・亜樹新
結構マッグで色々連載をしていたのですが、どうにもこうにもパッとせず
色んなのを描いてましたが、描くごとに魅力は上がっていきました
特にマッグでの現状最後の作品は表紙が非常に魅力的

フェティッシュベリー(1) (アヴァルスコミックス)/マッグガーデン

¥600
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現在はコミックジーンにて連載中
ここまで書いて気づいたけどMF多いな・・・

ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。1 (ジーンコミックス)/メディアファクトリー

¥560
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他にもまだまだまだまだありますがこの辺で