体育館の床は抜けるのだった。

そうだ、思い出した。

10/31の土曜日。
この日はサカナクションが名古屋芸術大学での学園祭ライブ。

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ライブ前には、こんな和やかな学園祭の実行委員との記念撮影。

このおよそ、一時間後にライブスタート。

午後2時開演。
スタートと同時にかなりの盛り上がりに、少し警戒。

時間帯が早いのがなぜか、テンションをあげているような気がする。
お客さんのテンションがいつもより高いような気がした。一瞬一瞬のエネルギーが高い。
凝縮したエネルギーが発散されている。

思わず最前列をチェックしに。
最前列はバリケードというよりは鉄柵だったんだけど、ラインが歪み始めていた。
これは、要注意状態。柵が壊れないよう様子を監視。
泳げないダイバーも出現、泳げないどころか入水自殺のようなへたくそなダイブ。
飛び込まれた方が迷惑するだけのパターンのやつ。
速攻連れ出し。
盛り上がるのはいいんだけど、、、、

と、あれれ、客席最前列が沈み始めた。
床が抜けた。
ステージ前のセンターの客席最前列が約3メートル四方に渡ってボッコリと陥没。

主催のエージェントは事前に、重量配分も考えてブロック指定をして重量を分散していたのだけれど、それ以上の加重がかかったようだ。
まあ、たしかに盛り上がり方はすごかったからね。

4曲目の「サンプル」の途中で中断。
いったんお客さんに後ろにさがってもらって、最前列を下げる。
とはいっても、鉄柵の組み直しは不可能なので、協力してもらいながら最前列を、約15メートルほど後ろに下げてロープでガード。
かなりの手作業。ここはもう、お客さんに協力してもらうしかない。

30分ほど中断して、ライブ再開。
メンバーも初めての経験に興奮気味。
ライブのほうのテンションもさらにあがっていく。

結局は会場全体の一体感のあるいいライブが出来た。
こんなこともあるんだね。
お客さんが良識を持って協力してくれた。
ありがたいことです。本当に感謝します。

って、そういえば、ちょうど5年前にバンド名が「B」で始まって「ン」で終わる某千葉県出身のバンドが地元の体育館でライブやった時も床抜けたっけな。
あん時は2曲目が終わったとこで中断。同じくお客さんにさがってもらって、柵を組み直した。
某音楽チャンネルでの生放送もしていたんだけど、いきなりビデオクリップに画面は切り替わり。
この時も30分ほどで再開。
盛り上がったな。

トラブルあったりすると、結束力も上がって、結果よくなったりもするんだよね。

とはいってもトラブルを求めてはいないけどね。

ともかく、けが人が出たりしなかったのは救われている。
事故がないように常に配慮はしているからね。

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体育館の床は抜けるもんなんだね。思い出したよ。

このライブが終わって、名古屋市内に戻って、今度はカットマンブーチェの
「カットマン・ブーン化祭 boosoul Autumn 2009」
アポロシアターへ。

このライブは、このあと東京と大阪でも開催。
東京は清竜人くんとあとUNCHAIN。
大阪は名古屋同様清竜人くんがゲスト。

俺は、なかなかいい組み合わせだと思った。
シャイな清くんとパワフルなカットマンのコントラストが楽しい。
静と動、でも軸足は一緒。ちょっと手段が違うだけ。
一つのライブとして見れる感じになってました。