シンガポールとペットとわたし

シンガポールとペットとわたし

シンガポールで動物たちと暮らすYUKIのブログ。

あつ~い国で猫と1歳の息子と旦那ちゃんとともに、憧れの国NZ移住を目指して邁進中。
仕事のこと、子供の事、人生について気のむくままにつづります。

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みなさま、こんにちは!

ご無沙汰しております〜

前回のブログタイトルを見ると、
「2015年をふりかえって」

あ〜良かった。あやうくもうすぐ 「2016年をふりかえって」を
書かねばならないところでした。 ちょっとそれにはまだ早いよね。

でも、

あー 本当にいろんな事があった。この1年。
なかなかブログを書こうと思う時間や気持ちの余裕がもてず、今やっとこさ
ちょっと時間ができ、気持ちも落ち着いてきたところです。

まずご報告からすると。


わたし、ケーキ屋さん、辞めました。
オフィシャルに退職、したわけではないのですが、6末まででもう
仕事にはいっておりません。

そしてそして、来月から、銀行員になります。エヘシラー

前回のブログでは、これからケーキ屋さんでフルタイムになりまーす、がんばるぞー!という
ご報告をしてたのですが、あれからいろいろありまして、いや、いろいろないかな、べつに。。。

そもそもフルタイム契約になるという話だったのですが、案の定わたしの希望条件と
会社が掲示する条件がまったくみあわず、しばらく保留、ずるずるとパートタイムのまま
仕事内容だけは、以前とかわり、ケーキ作りだけじゃなくって、事務のお仕事や
サービスのお仕事も手伝っていました。

そもそもわたしがパートタイムではなくフルタイムになりたいと思った理由ですが。

パートタイムって自由がきくし、しばられないし、自分の好きなときにお休みできるし、
旅行も行きたい放題、責任もない、金銭面をのぞけばすごく良い働き方だと思ってました。
もちろん、生活費をサポートしてくれる、旦那様がいてくれてこそ、、、ですが。

でもその反面、景気が悪くなるとまず影響をうけるのはパートタイムです。

シフトはカットされ、働きたいのに働かせてもらえない、使いたいとこだけ使われる、
ボーナスもない、給料アップもない、病気したらその分お金がなくなるだけ。

よくよく考えたら、とっても損だよね。

どんだけ一生懸命働いても、なんか、自分には価値がないって言われているみたいな、
そんな気がしたんです。

だから、フルタイムになりたかった。

お金が欲しいから、というのももちろんありましたが、
多分、何より自分の存在価値を、会社の中で見いだしたかったから。
必要だと、思われたかったから。
そして、何よりそれを、ちゃんとした対価として目に見えるかたちで
受け取りたかったというのもあります。

やっぱり仕事なので。

ありがとう、ありがとう、と言われても。

だったら、それに見合う待遇、ポジション、お給料を用意してほしい。

何も私は管理職になりたいと言っているわけではありません。
ましてや私が要求したお給料なんて、シンガポールの日本人女性の平均給与を
確実に下回っているものでした。

それでもいいからちゃんとフルタイムとしてその会社で仕事がしたかったのです。
求めたのは、お金ではなく、適正な「評価」です。

でも、残念ながら、こちらの会社から、私が求めるものをもらうことは
できませんでした。

ぜひ、フルタイムで働いてほしいと思ってる、明日からでも。

いやいや、そう思ってるんならなんでわたし半年もずるずるパートだったのかしら?

いつもいろんな仕事してもらってとっても感謝してます。

いやいや、本当に感謝してたらもっと早くフルタイムにしてくれてるよね。

フルタイムの契約書を用意してすぐ送ります。

そしてその後、この会社からは連絡が途絶えました。


本当に


適当


としかいいようがない。


きっとこうやって人を使えるところまで使って、ポイッとすてるのが
この会社の、いえ、この人の方針なんでしょう。

こんな人と一緒に仕事をしてたかと思うと本当に馬鹿みたいです。

わたしを雇うことに金銭的に問題があるのであれば、
もうそれは仕方ないのでいいのですが、
せめて、何か一言連絡をくれてもいいのでは、と思うのです。

会社としていったいどうなんですかねーーーー

でも、私を一番悲しくさせたのは、オープンから一緒に働いてきたお店の人たちです。
特に日本人。

こんな状況になっても何の連絡もありません。

一緒にがんばってきたと思ってたのは私だけだったのか。

なんか、薄っぺらい人間関係の中で仕事してきたんやな、と痛感している
今日この頃です。
仕事仲間ってそんなもんなんかな。

悲しいし、がっかりだし、なんか落ちこんでたけど。

まあ、そのおかげで、 さっさと新しい会社も見つかって、今後の事も
いろいろ考えられるようになったので、
結果論としてはこうなって良かったかな、と。

あと、最近体調をこわしていたこともあって。

サービス業、キッチンでのお仕事が体力的にはやっぱりきついな、と
思っていたのもあったのです。

だから、次回は事務職。

快適なオフィスワーク。しかもシンガポール経済の中心金融業!

初めての業界でちょっとドキドキしますが。

久しぶりにちょっと小綺麗な格好して、つかつかシンガポールの中心街を
さっそうと歩いてみようと思いますにひひ


楽しみ楽しみ。

何よりこの会社、とっても有名な一流企業だけあって、有給や病欠、ボーナスなどの
待遇も一流グッド!

ケーキ屋さんでさんざん自分の価値を見いだせなかったわたしとしては
一流企業の手厚い待遇に、

「守られている」

感を 感じずにはいられません。

この感覚ってやっぱり大切じゃないですか?
だからこそ、がんばろうって思える、というか。

この年になって、ようやっと 昔お父さんやお母さんが口を酸っぱくして
言っていた、

「大企業に入りなさい。大企業はいいぞーーー」

という言葉がしみじみ理解できるようになりました。

若い頃は、

ふん、そんなことどうでもいいわー
興味ないわー
私は私のやりたいことをやるだけよ!

なーんて逆につっぱねて反抗心むき出しにしてましたが。

今となっては。

わかるわーーーーーー

ま、どんな規模の会社にいっても、それはそれでまた
別の問題があるのかもしれませんが。

ようは、自分が何を求めてるか、ですよね。

私は今大企業の手厚い保護の中に入れることに、本当に安心感を覚えていてます。
まるで、おかーさんの手の中で守られるような 笑

ま、そのうち窮屈になるのかもしれませんが。 

そしたらまた飛び出したらいいし。

人生は経験です。 いろんなこと、いろんな場所で経験しないとわからないことが
たっくさんありますからね。

経験といえば。。。


ちょっぴりブルーな話になりますが。

少し前に、子供を流産いたしました。

もう40も目の前で、子供がほしいね、と去年からシンガポールにて
不妊治療をしていましたが。

シンガポールの不妊治療、本当に 目ん玉目飛び出るくらいに

高い


です。

日本でもきっと安くはないと思いますが、シンガポールでは1回の高度治療で
100万超えます。


しかしながら、わたしの旦那さまは、シンガポール国籍を取得していますので、
片親がシンガポール国籍の場合、政府からの助成金が40万くらいはでます。

これがあったのでわたしたちはトライする事ができました。

あと、こちらのCPFという積立金のMedisaveも使えます。
これが使えるので、実際にキャッシュででていったのは、3000ドルぐらいかなー
25万ぐらい?
あ、でも病院の検査代や注射代、その他もろもろ別途かかるので、実際にはそんなもんではすんでませんが。

しかも、私たちはすでにそれを2回もトライいたしました。

1回目は家の近所のSGHという病院で。

2回目はシンガポール国立大学の付属病院、NUSで。


結果、2回目にしてめでたく妊娠!! したのですが、
9週目にして残念ながら流産してしまったのです。

これが、もちろん精神的にもショックでしたが、初めての経験で、実際の流産後の
体が本当につらかった。

日本では、流産するとすぐ子宮内をきれいにするそうは手術というのをするらしいのですが、
シンガポールでは、それは最終手段。
まずは、子宮を収縮させる薬をいれて、中身が自然に排出されるよう促します。

これがねーーーー

本当にいたい!!!   お腹が。

最初、痛み止めを飲まずにいたら、耐えられなくなって、病院に電話し、
痛み止めのんでいいよーーーーというので、
なるべく軽めの痛み止めのんだら、全くきかず。

1日痛みにころげまわって、体力消耗、出血もいっぱいしたから、これで奇麗になったんだろ、と
思ってたら、翌日

「まだ残ってるねーーーー もう1回やってみよ」



叫び叫び叫び

ま、またあの痛みに耐えるの? もう無理、無理、私 しんじゃう〜〜〜

と、本気で思いました。

もう薬はいいので、手術してください!ってのどまででかかったけど、

薬だったら $27
手術だったら $1500


お金のないわたしたちに、選択の余地はない。。。


でも今回は全然強めの痛み止め飲んでもいいってことだったので
強めの痛み止めのんだら、全然耐えられた。

なんや! はよゆってよ!!!! 


今までに見た事もお目にかかったこともないような もの が私の中から
どんどん排出されて、

更に、もう2日、薬を延長され

出血多量で死ぬんじゃないかと心配になるぐらいの出血と排出。

これをしばらく繰り返し、あーーーーやっとなんか楽になった。 とおもってたら
今度は熱がでたり、湿疹がでたり、またお腹がいたくなったり、出血したり。

本当に

予測のつかない自分の体調の変化に戸惑いました。

やっぱり妊娠も流産もめまぐるしく体が変化していて
そんな簡単にもとに戻るものじゃないんだ、と実感しています。


これを書いている今も、まだ体調は本調子ではありませんが。

だいぶ戻ってきてるんじゃないかと思っています。


精神的なものよりも、肉体的な負担のほうが私はつらかったです。


まあ、私たちはあきらめずに、もう一度トライしようね、と話しています。

今回は流産してしまったけど、妊娠はできたわけですから。


そんなこともあったので、ちょうど仕事が事務職にかわるのも、自分の体のためにも
よかっただろうと思っています。


本当に人生は 茨の道。


なかなか思い通りには進みませんが、

まあそれも含めて、だからこそ楽しいのかな、と思っています。

スムーズに運ぶ人生なんておもしろくないですからね!!!


あ、そうそう、もし不妊治療をシンガポールでお考えの方がいらっしゃったら
NUHは個人的におすすめです。
SGHは個人的にはすすめません 笑


ではではまた〜