『第3回全日本アニソングランプリ』優勝者・佐咲紗花デビュー会見レポート | アニカンスタッフブログ

『第3回全日本アニソングランプリ』優勝者・佐咲紗花デビュー会見レポート

電波曲からバラードまで、ゆくゆくは幅広いアーティストに!
『第3回全日本アニソングランプリ』優勝者・佐咲紗花デビュー会見!!


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 『第3回全日本アニソングランプリ』で優勝に輝いた佐咲紗花ささきさやかさんのデビュー会見が16日、催された。『全日本アニソングランプリ』は今後のアニソン界を担うアーティストを発掘するイベントとしての地位を確立させており、過去の優勝者・喜多修平さん(第1回)、HIMEKAさん(第2回)の両者は現在数々のTVアニメなどの主題歌を担当している。そして今年の9月21日に開催された『第3回全日本アニソングランプリ』決勝大会で見事優勝の栄冠を勝ち取った佐咲さんは、早くもTVアニメ『戦う司書 The Book of Bantorra』の第2期オープニング主題歌に大抜擢。そのデビュー会見での佐咲さんの声をお届けする。



――『第3回全日本アニソングランプリ』に応募したきっかけは何でしたか?


佐咲紗花さん(以下 佐咲):第2回優勝のHIMEKAさんの存在を知って、それから4月に応募するまで準備をしていました。アニソン歌手としてデビューできる、ということがこの大会の大きな魅力で、他にはそういうオーディションがなかなか無いので応募しました。



――6570組の応募があったわけですけど、その中で頂点に輝いた時の感想をお聞かせください。


佐咲:自分が選ばれるとは思ってなかったので、名前を呼ばれた瞬間はすごくビックリしました。ビックリしたと同時に、地元で応援していただいた人たちに報告する時のことを考えて感動して、ものすごく嬉しかったです。



――9月21日に優勝が決まって、その後すぐに11月1日、『ANIMAX MUSIX FALL -2009-』のステージに立ったわけですが、その感想はいかがですか?


佐咲:自分がいつも観ていた大御所のアーティストの方々とのステージだったので、ものすごく緊張しました。ステージの大きさや高さ、照明のすごさなどにもビックリしてしまいましたね。歌った楽曲は本番の数日前にやっとフルができたばかりの状態でして、自分の歌い込みが足らなかったことにいっぱいいっぱいになってしまいました。それでステージングやパフォーマンスで残念な部分が残ってしまい、打ち上げの時に悔し泣きをしてしまいました。



――『ANIMAX MUSIX FALL -2009-』でも披露したデビュー曲「星彩のRipieno」ですが、今回佐咲さん自身作詞も担当されたそうですね。どんな思いを込めて作詞をしたのかお聞かせください。


佐咲:一番最初にスタッフの方に「作詞してみたいですか?」と聞かれたので「してみたいです!」と即答しました。原作の方を先に読ませていただいて、その世界があまりにも面白かったので、最初に提出した歌詞は「これはキャラソンじゃなくて主題歌だから、ここまで(作品に)入り込まなくていいんだよ。佐咲紗花のデビュー曲として、アニメを知らない人でも感動を与えたり、伝えられるものの方がいいから、芯をもう1回通してみようか」と指摘してくださって、それでもう1度見直してみました。私は今回、年齢というハードルがある中でデビューさせていただいたので、絶対に希望を捨てないで歌っていきたい、そういった思いを込めました。



――佐咲さんがアニソンに興味をもたれたきっかけは何でしたか?


佐咲:昔からアニソンと特撮ソングを聴いていたりしました。母もよくアニソンを歌っているような人でしたので、家族ぐるみでずっと好きでしたね。特に影響を受けたのは、中学2年生の時に知った『新世紀エヴァンゲリオン』でした。



――尊敬するアーティストの方はいますか?


佐咲:恐れ多いのですが、奥井雅美さんです。歌唱力など歌手の面はもちろん、クリエーターとしても作詞・作曲をなされる方なので、そういう面で尊敬します。あと女性としてもすごく憧れる存在なので、奥井さんの様な姉御肌の女性になっていきたいです(笑)。



――今回のデビュー曲を初めて聴いた時の感想はいかがでしたか?


佐咲:カッコイイ曲だったので、鳥肌が立ちました。「ホントに私が歌っていいんですか?」とスタッフの方に聞いたりしつつも、「絶対私がこの曲を歌いたい!」と思いました。



――今回のデビュー曲はパワフルな楽曲ですが、今後はどういった曲を歌ってみたいですか?


佐咲:「星彩のRipieno」のカップリングがまだ決まっていないのですが、レコード会社の方に「カップリングは電波曲がやりたいです」と言っています(笑)。ですがゆくゆくは、小さい子供向けの曲も、大人な雰囲気のムーディーな曲も、幅広い楽曲が歌える歌手になりたいです。



――グランプリに優勝して、何か変わったことはありますか?


佐咲:まだ私は秋田で働いているので、ほぼ毎週末に東京でレコーディングや、こういった取材をさせていただいているんですね。なので秋田と東京の行ったり来たりがすごいです(笑)。



――最後に意気込みや、メッセージをよろしくお願いします。


佐咲:まだ素人丸出しの状態なのですが、佐咲紗花というアーティストを自分で作りあげていこうと思いますので、長い目で暖かい目で見守っていてください(笑)。よろしくお願いします。


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『第3回全日本アニソングランプリ』決勝大会で優勝が決まり、感極まって涙を見せる(写真左)。『ANIMAX MUSIX FALL -2009-』にて、デビュー後の初ステージを踏んだ(写真右)。