今回はmixに使用するエフェクトについて書こうかと思います。
その中でも、使用頻度の高い「コンプレッサー」(通称コンプ)
について今更ですが、一人でつぶやいてみようと思います。
コンプって、使用頻度高いエフェクトの割には、いろいろ設定があって、しかも設定をしたとしても効果の掛かり具合がわかりにくいエフェクトですよね。
(未だにわからないことばかりです。)
コンプのパラメーターについてですが、自分用のメモというか、確認というか、そんな目的でお話してみようかなと思います。
(いろいろ間違っているかもしれません。飽くまでも参考程度に。。。です。。。)
コンプとは、図で見るとすごくわかりやすいので、簡単に図で説明するとこんな感じです↓(ちょっとこういう図が書きたかっただけですw)
他のサイトの解説だと、いろいろごちゃごちゃ書いてあるんですが、
つまり、「スレッショルドを超えた山の部分を潰してあげて、全体的の波形の大きさを同じぐらいにする」
こんな効果なエフェクトだと自分なりに解釈です。
山のでこぼこが少なくなった状態でゲインをあげるので、音量が大きくなった(音圧を上げる)ように聞こえるようです。
また、ボーカルは、音量のムラがなくなるので、上手く聞こえるようになります。
その分、ダイナミクスというか、音量の抑揚といいますか・・・が失われてしまいます。
ロックなど、音圧が高い曲でしたら、ガンガン潰さないと浮いてしまいますが、
アコースティックなバラードなんかの曲だと、音圧が低い傾向があるので、あまり潰さない方が無難です。
さてさて、コンプに関しては、①スレッショルド②アタック③リリース④レシオ⑤ゲインリダクション(GR)の5項目をなんとなく理解して、ここをこういじればこう変化するのかぁっていうのがわかっていれば大丈夫だと思います。
(あとはもう耳で確認しながら、体得っていう感じかとw)
簡単に具体例で説明すると、
スレッショルドを低めに設定→入力信号が増えるので、全体的に音は潰れた感じに。
アタックタイムを早め→圧縮が完了する時間が早くなるので、後ろに引っ込んだ感じに。
リリースタイム遅め→コンプが解除される時間が遅くなるので、ずっと後ろに引っ込んだ感じに。
レシオ大きく→音を圧縮する割合が大きくなるので、音量は小さく。
(逆にいじればもちろん逆の効果になります。)
これらの設定をいじりながら、ゲインリダクションのメーターを確認するっていう感じでしょうか。
あまりゲインリダクションが大きすぎても、不自然になってしまうので、ほどほどがいいと思います。
よくボーカルだとアタックは○○リリースは○○レシオは○○っていうのがありますが、個人的にはあまり参考にはしていません。
なぜなら、使用するコンプによって、掛かり方も違うし、曲調や、レコーディング状態なんかによっても違うと感じるからです。
ここらへんは、もう自分の耳を信じるしかないのかなぁっと経験的に思いましたw
じゃぁ具体的にどのくらいの設定で、どうやってかけてるの?(ボーカル限定)っていうお話は次回以降できたらやりたいなぁと思います。