◆マイ・ブルーベリー・ナイツ | シネマと書店とライブハウス ~ 映画と本と音楽と少し旅 ~

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好きな映画、書籍、音楽と旅の記録を体系的に、まとめる感じで適当に書いてます。索引、映画一覧、製作国別一覧、ジャンル別ランキングなどチェックしてみて下さい。

マイ・ブルーベリー・ナイツ [DVD]/ノラ・ジョーンズ,ジュード・ロウ,デヴィッド・ストラザーン
¥1,890 Amazon.co.jp

日本では、2008年に公開。


当時、かなり気になって

映画館で観ようかと思った作品。


何故、そんなに興味を持ったのか?


ジャケットからも分かる通り

思いっきり、ラブストーリーの映画に。


基本的に、好んで恋愛モノを観ない僕が。


映画初主演の歌姫ノラ・ジョーンズのファンだから?


ナタリー・ポートマンが出演しているから?


ジュード・ロウみたいな

甘くて、渋い男になりたいからか?


残念ながら、どれも違うんですね。


僕の好きな『恋する惑星』 で、お馴染み

ウォン・カーウァイ監督の映画だからなのです。


『天使の涙』

『ブエノスアイレス』

『花様年華』

『2046』


といった辺りの監督の作品は

もちろん、押さえてますからね。


『恋する惑星』と『天使の涙』は、特に大好きな作品。


映像、音楽、言葉が

絶妙に合わさって、かっちょいいのです。



閑話休題。



で、結局、いつも通り、なんやかんや

映画館では、観なかったんですけどね。



物語は、ノラ・ジョーンズが

演じるヒロインの失恋から始まる。


別れに納得がいかず、イラついている。


そんな彼女の話に、耳を傾けて

まあ、いろいろあるもんさ、元気だせよ。


みたいな感じで接するカフェのオーナー。


こりゃ、多くの女性が「惚れてまうやろ~!」と

思わず、心の中で叫んでしまう、イケメンのジュード・ロウ。


そして、ヒロインは、旅に出る。

モヤモヤした気分を

紛らわす、忘れさせる、そんな旅。


別れた女房に、未練のある警察官。


そんな元夫を尻目に

新しいパートナーと過ごす女性。


ナタリー・ポートマン演じる

ラスベガスの女性ギャンブラー。


そんな人々との出会いを

近況と共に手紙に綴って投函するヒロイン。


宛先は、カフェのオーナー。


何度か手紙を送りながら

何マイルもの旅を続けていくといった感じ。


イイ!


すごく好いです!


さすが、ウォン・カーウァイ監督!


基本的には、女性向けの映画だけど

男性が観ても、充分、楽しめる作品だと思います。


たぶんだけどね。


ジュード・ロウ演じるカフェのオーナーにも

ちょっとした、昔の恋物語みたいなのもあって。


いやはや、ラストも、キレイにまとめて

なるほどっ!といった感じで、とっても満足できました。


個人的には、スタイリッシュで

コケティッシュなナタリー・ポートマンに、ヤラレましたね。


そんでもって、恋愛映画ランキングに

No.5として、ずばっと、喰い込んできたのです。



参照:恋愛映画ランキング duckweed 調べ


No.1 『ラスト・プレゼント』

No.2 『猟奇的な彼女』

No.3 『シュリ』

No.4 『恋する惑星』




今日の音楽の箴言


『愛さずにはいられない』


by エルビス・プレスリー