許しの連鎖 ”天から見れば”を観て 大石順教尼の生き様  | パリ 天使の詩

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Paris在住、ビズことビズネア磯野敦子と申します。
20年の結婚生活後、仲良し離婚を経て、無一文状態から人生の再スタートを切りました。氣圧法、TRE(トラウマ解放エクササイズ)、レインドロップ、ビジョナリー直観ピーリングの他、イベントの主催などをやっております。

ビズです。

大阪、最後の晩です。
今日は、大石順教尼の記念館の5周年を記念した、”天から見れば”の上映会&対談のため、和歌山県、九度山まで行って来ました。
ふーちゃんこと、入江富美子監督の撮った、このドキュメンタリーには、”許しの連鎖”が、描かれています。



少年時代に事故で両手を失った南正文さんを救ったのは、逆上した養父に両手を切り落とされた大石順教尼でした。
事件の直後、入院先での取り調べで、
”父の罪が軽くなるなら、私は、どこにでも行き、お話しします。”
と、告げた大石よね(後の順教尼)は、踊り手でした。
一生、養父を恨み続けてもおかしくないところを、即座に、許したのです。

お孫さんにあたる大石晶教尼によると、
”次に生まれ変わっても、また、手のない私でありたい。”
と、さえ仰ったそうです。
”手のない生活の苦労に、せっかく慣れたのだから、手のある苦労はしたくない。”
と。

又、晶教さんが大学入試に落ち、当時は世間体の良くなかった浪人を決意した時には、
”おめでたい事だから、友達を呼びなさい。生まれて初めて、苦労ができるのだから。”
と、お祝いをしてくれたそうです。

一見、良くない出来事が起こると、
”視点を変えなさい。”
というのが、彼女の口癖だったようです。
また、”嘆き、悔やまない。”という姿勢を、生涯、貫いた女性でした。

娘さんも、その又、娘である晶教さんも、あの事件があったからこそ、自分達が存在し得た事や、数々の学びに対して、感謝の氣持ちを抱かれていました。
3代に渡る、許しの連鎖が、そこにありました。
また、大石順教尼と血のつながりがない南正文さんを通して、その許しの連鎖と、美しい日本画を通して南先生の生き方の素晴らしさを描いた、心に響く、素晴らしい作品。
一人でも多くの方にご覧いただきたいです。

悲劇のように見える出来事も、天から見れば、実は、そうではない。

両手を失った事に感謝する順教尼の言葉には、説得力があります。
何度も見た映画ながら、又、このタイミングで観る事になったのにも、深い意味があるのかなと思います。





 ふーちゃんの司会で、大石順教尼記念館の萱野正巳さん、お孫さんの大石晶教さんとの対談
 右は、萱野さんのお嬢さんのマキさん 
 4年前、ふーちゃんが記念館に連れて行ってくれた時以来の再会



イベント終了後は、高野山の語り部の男性が、ご自宅の柿を、た~くさんくださいました。鈴なり!



 ふ~ちゃん、晶教さんと、奇跡のお湯が出る、”ゆの里”へ
 入浴後は、重岡社長と、素晴らしいお料理の数々を堪能しながら、最先端のお水の研究データを伺いました
 病の原因は、ずばり、怒りや不安が及ぼす、水への影響だそうです
 ピンクちゃんに、連れてって~!と、おねだりされ、一緒に行きました

 2016年の4月のパリへそ道には、なんと、大石晶教さんも、お越し下さる事になりました。
 受講されると、すご~い大変化が起こるのは間違いありません。
 人生の転機となるのでは。私自身が、一番楽しみにしているかも。
 是非、ご一緒しましょう。 

パリへそ道 スケジュール

4月7日 (木) 到着後、フリータイム
4月8日 (金) 昼;フリータイム、夜;上映会有り(自由参加)
4月9日 (土)&10日(日) へそ道基礎コース 2日間集中
4月11日 (月) 市内観光
4月12日 (火)&13日(水) へそ道応用コース 2日間集中
4月14日 (木) 市内観光
**以下、オプション
クルーズ
4月15日 (金) マルセイユに移動 マルセイユ泊
4月16日 (土)~
クルーズ船上にて3泊
クルーズ出発 マルセイユ発
~ イタリア、バルセロナを周る
4月19日 (火) マルセイユ着後、日本へ

詳細&お申し込み →★★★


明日から、また東京です。
17日のお茶会では、ご参加下さる方々と、犠牲者への祈りを送るとともに、この3週間の体験から湧き上がる思いを、お伝えできればと思っています。

パリ女神倶楽部 茶話会 真田久仁子さんがゲスト
11月17日(火)14~16時     20名限定
           詳細&お申し込み→★★★


久仁子さんの美しい曼陀羅を飾り、会場を清め、パワーアップして頂きます。







いつもありがとうございます。


感謝を込めて


ビズ