PAがいちばんつまみを動かすのは、LIVEの1曲目です。以前クールスの村山一海さんのリハーサルの終了時に私に小さな声で言いました「このままぐらいの音で、キテクレタラいいんだけど、はじめ力んで音が大きくなるんだよね!」
プロプレイヤーのBANDでも、矢張り力みます。サウンドチェック、リハーサル時のセットの
ままだと、プレイヤーの力みと、プラスお客様の吸音を考えると、当然、ミキシング等、修正が必要になります。なるべくドカンといかず、余裕が持てる曲から始めるべきです。
ステージ構成は、確かに1曲目~中盤~後半の盛り上がりだと、誰もが思います。
でも、お客様とコミュニケーションが持てる規模のLIVEは後半にかけ、いくらでも取り返しが可能です。 盛り上がりとパニックは違います。
大きな声で言えませんが(笑)PAが30分パニック状態、フェーダー、つまみ動かしぱなし。
マシントラブル、調整ミスはザラに有ります。
BANDもPAも余裕をもって、パニック状態はさけましよう。
PAはホローとあくまでも思い、自力での音つくりをスキルアップしてください。
ー小規模LIVEの問題の無い、はじまり方ー
一つ イントロを長くしてバランスを確認する
一つ ボーカルはMCから入る マイク確認とバックのバランスイメージ確認
一つ ギター、鍵盤等、音数が自由な曲から入る。他
どれでも、良いです。何しろ初めから難しい事は、曲は避けてください。
ー己に自信のあるボクサーは、はじめは様子を伺います。ー
ボーカルの方は歌ってみて廻りに指示が出来る事がBEST
色々と大変でしょうが素敵なLIVEを!!
武田