「アラジンの洞窟」
2006年 9月
シトリン ゴールデンオーラ クラックシトリン
イエローフローライト オレンジカルサイト
初のネックレスご注文は緊張（笑）
私にできるかな？
出来上がった時は 手放したくないくらいに気に入りました
アラジンのような心で
洞窟に入ると・・・
アラジンが洞窟に入り その中で素晴しいまばゆい宝石を目にします。
でも この宝石に触れてはいけなくて ランプだけを持って帰るように言われています。
実際は暗い洞窟の中で ただほんの灯りだけを頼りに入っていた中で
太陽のようにキラキラと輝いていたのではないかと思っています。
その中でようやく見つけ出した秘宝の一つ。
そんなイメージで作りあげました。
それは唯一持って帰ってもいい秘宝であり 秘法。
もしかして 魔法のランプが 変身してくれたのかな？
そんな風にワクワクしながら できあがりました。
これはすんなりと石が向こうからやってきてくれて
さらにデザインも一回で見事に決まり
天が応援してくれたような そんな感じの 楽な作品です。
前回の苦労をねぎらってくれるかのような制作でした。
ただもちろん 最終的には何十回も 納得が行くまで長さを変えたり
何度も試しにつけてみたりと 一度作ってはみたものの
もう一度作り直したりと 繰り返しはしてみました。
（つぶし玉などはじゃんじゃん無駄にしていかないと 素人のまりあにはこのレッスンが必要です。）
長さは５０センチやや弱。
御希望の長さにいたしました。
初めは「もっと長くしたい」と聞いていたのですが
シャツや重ね着などの服を着たときに
収まりの位置が悪く これに落ち着きました。
御本人指定の石も含めた
ゴールデンオーラ 本シトリン クラックシトリン
オレンジカルサイト（ハート） イエローフローライト
カットシトリン
間の石もシトリンで 完全にシトリン中心になりました。
ほか ビーズ 本金メッキの留め金
（金のチェーンも予定していましたが 汗で剥げやすいためにとりやめました。
石やビーズがかかるほうがまだマシなそうで またもし剥げても作り直しがしやすいです。）
実際はまるで暗い洞窟に居ても落ち込まないほどキラキラ明るいのです
ロンデルなどを一切扱わないで キラキラにしてみせたかったので嬉しいです
【ここにこだわりました】
シトリンが大好きなかたですが ゴールデンオーラ
を入れることで
より輝き透明度が増すのでお勧めしました
また 若い方なので愛らしくどっしりした感じにならないよう
女性らしいフォルムを心掛けて ハートの形を入れました
さらに シトリンのボタンカット
を間に入れることで
ナチュラルさを出しました
留め金にもこだわり１８金メッキで はげにくいと明記しているものを選びました
金のビーズも３種類ある中から試作してみて これに決まりました
この有名な物語のアラジンは 魂の本命からそらそうとする誘惑をしかけてくる
「欲」を試されているのですね。
「どんなに心を奪われる美しいモノが沢山あっても
どんなにこれはどうだ？と 誘惑されても
本当の目的を達するまでは ノーを言って 進みなさい。
そうすれば 真の魂の目的は得られるであろう。」
私たちは 美しいモノを 天国の再現として喜び愛でます。
いつも まりあは天然の美しいものをできるだけ 見るように勧めてきました。
それが心を洗うことになり そして人生に喜びをもたらすことになると。
また花や天然の石の美しさを知っていると 逆に穢れた または贋物の一見 美しく
見せているものに対してはちゃんと拒絶反応が起きてくれて
自分を守ってくれます。
良くない映像 雑誌などを見たいとも思わなくなります。
美しい心もそうです。
よこしまな考えの人が多い世界にいると
人間はどうしても環境の動物でもあるので 影響を受けてしまい
馴れて麻痺してしまいます。
そうすると もう混沌になり過ぎて分からなくなっていきます。
例えば
少女の性的な雑誌が何が悪い それも美しいではないか
少女自身もそれを売りにして稼いで何が悪い 迷惑はかけていないではないか
となっていきます。
普段から そういう世界に避けるためと 近づかない 近づかせない為にも
ほっとするような 温かい心の持ち主と付き合っていく方が ずっと精神上も楽です。
猜疑心ばかりの世界にいてしまうと 人を信じていく力も厚い友情なども育ちません。
でも一方で
美しいモノにとりつかれたり 心を奪われると邪がまた狙ってきます。
魂はいつでも 中庸を求めていき進化をとげます。
自分の周りに毎日「宝石がないと 新鮮な花がないと」と 決め付けてもよくありません。
それでは 邪が狙い どんどん付け入って
「何かがないと生きていけない」ほどにまで弱い心にしていきます。
本当に欲しい物だけ しっかりと絞る。
あれこれ 欲を出さない。
別にアクセサリーは一つだけ 服は少なくって言っているのではありません。（笑）
ストイックがいいと勧めているのではなくて 沢山持っていたって構いません。
ただ 何事も執着しない方が心は弱くならずに 邪に振り回されない。
アラジンが大好きなかただったそうで
このネームには相当驚かれました
（シンクロ・ニシティ）
この作品は実は幻になりました
体調のため肩が凝るのでブレスレットにしていつも見につけたいとのご希望で
惜しむようにほどき ブレスレットに変身させたのです～
その作品の一部はこちら・・・
（本命のブレスレットはさらにグレードアップしてルチルが入るので
それはまたいずれご紹介♪）
余った石はできるだけ指輪として創ってみました～
「アラジンの洞窟」
シトリン オレンジカルサイト ゴールデンオーラ
クラックシトリン イエローフローライト
2006年 9月 オーダーメイド作品 まりあ