おはようございます
キャリアコンサルタントのアンジェリカです。
今日は、「言葉」について最近思うことを綴っていきたいと思います。
椎名林檎さんの初期の楽曲に「本能」という曲があります。
ナース姿の椎名さんがガラスを足で蹴るというミュージックビデオが印象に残っている方も多いかと思います。
この曲の歌詞で、私か一番好きなのが、
どうして歴史の上に言葉が生まれたのか
太陽 酸素 海 風 もう十分だったはずでしょう
というフレーズです。
この歌詞の意味がわかったのは、恥ずかしながら本当に最近のことなのですが、すごく真理をついていると思うのです。
「日々、言葉に翻弄されている。その言葉は真実なのか、本心なのか?」
常にそういうことを考えながら、私は周りを見ています。
どちらかというと、言葉よりも行動や態度の方に人間の本音が現れると思っているので、言葉の裏にある本質を見逃したくない、という気持ちでしょうか。言葉だけを信じてはいけない、と。
こうして、ブログを書いている今も仕事でも、言葉のコミュニケーションが欠かせないため、一見、矛盾しているように思えますが、例えば、メール一文だけでも、言葉にはならない気持ちが伝わってくる場合があります。その行間にある気持ちを捉えたい、そんな気持ちで、言葉に接しています。
冒頭の「本能」の歌詞ですが、この世の中は、自然(人間も含めて)だけで本当は十分だったのではないか?と思うのです。
動物は言葉を交わさなくとも、本能だけでコミュニケーションが取れていると聞きます。本来は人間もそうだったのではないか?言葉が生まれたことによって、そこに本心が隠されてしまった側面があると思います。
同じく 椎名林檎さんの「ありあまる富」という楽曲では、このような歌詞があります。
もしも 君が彼らの言葉に嘆いたとして
それは つまらないことだよ
なみだ流すまでもない筈
何故なら いつも言葉は嘘を孕んでいる
言葉の裏に隠された真実、覆われた嘘に惑われないように、私は言葉に向き合っていきたいと思います。
今日もあなたの1日が素敵な1日になりますように