【鏡開き】1月11日 | あんじゅの歳時記 ~彩り和暮らし~

【鏡開き】1月11日

【鏡開き】かがみびらき

1月11日
(1月4日または1月20日の地方も)

歳神様にお供えした、
神聖な鏡餅をおろして食べる行事。


気をつけることが、
ふたつあります。


ひとつめ。

「切る」「割る」といわず
「開く」といい、

実際に鏡餅を割るときも、
包丁は使用せず
木槌などで叩くこと。


これは、
歳神様が宿っている鏡餅に
「切る」は縁起がよくないから。
神様との縁を切らないようです。

また、もとは武家の風習だったため
「切る」は切腹につながると嫌われたそうです。


ふたつめ。

残さずに、全て食べること。

歳神様が宿っているといわれる鏡餅を食べることは、
神様の祝福をわけていただくことだからです。



食べきれなければ冷凍へ。
固ければ水に浸けてからレンジへ。
細かく砕けたものも
捨てないようにしてくださいね。

さて、どうやって食べましょう。
お汁粉にすることが多いようですが
(それなら、関西のぜんざいがいいかな)
4日後の小正月も
お餅を入れた小豆粥。
甘いもの苦手なので困ります。


大正月の行事も終わり、
次は小正月。

歳神様のお見送りです。