私の両親は共に再婚してる。
まっ、私も再婚だけど
皆それぞれのカタチがある…ね。
私は継父や継母を
ムリに親だと
自分に言い聞かさなくなって
楽になった。
親には新しい伴侶であっても
私には関係のないこと。
誰であっても
一人の人間として接する。
逢いたい人なら逢いに行く。
逢いたくないから、逢いに行かない。
今朝は
年に数回しか帰らない
私の実家へ御参り。
何故数回になったか…
韓国人の継母は
今までヤスくんと
口を聞いたことが、ない。
子どもたちと
目を合わすこともない。
不思議だけど、それが継母。
勿論、私は前から
無視で貫かれてるけど
家族にまで
同じ態度をされると
流石に疎遠になる。
そんな継母が
私には理解できないから
理解できない私を、受け入れた。
だから、帰らない。
私は表面だけのいい子ちゃんは卒業。
その後は
引越して来るはずだった母屋に
お墓詣り。
振り返れば
移転中止を決めてから
初めての帰郷。
私の本音に従ったことで
事はすべて上手くいってる。
…でもここに帰ってくると
まだ寂しいみたい。
帰って来たくなかったわけじゃない。
いろんな問題から
帰ってこられなくなった。
でもそれは
ご先祖様が帰ってくることを
直前で止めてくれた。
起きた数々の出来事は
そう受け取ってる。
誰かのためではなく
自分のために生きなさい…と。
若くして亡くなった
叔父さんの日記に目を通したことで
自分の僅かなココロの闇を
光で照らしてくれた。
私がここに帰ってくると決めて
実両親とも本音で向きあえた。
だから
帰ってくるというキッカケから
私は新たなチャンスを掴んだ。
嘘のない自分で生きることを
選択したワタシが、生まれた。
すべてが終わって振り返ると
生まれた場所に帰ってくるのではなく
本来の自分に還ることが
必要だったことを、学んだ。
ここの移転中止を決めたのは、ワタシ。
転んだことで、イタさも知る。
でも転んだから、
起き上がる方法を学び
立ち上がったから、
見える世界があることを、知った。
一つひとつ
体験して
体感して
体得して
成長してゆくよ。
子どもたちと、共に。
私たち親子は
親と子と言うより、同志だよ
私は
私たち家族と
泥臭く目一杯生きる
今を選択したから。
さぁ、一人黙々と
お店の片付け始めるよ。