不動産投資で破産??
全国賃貸住宅新聞に自己破産する家主という記事があった。
最近、こうした記事を目にする機会が多くなったが、実態はやはり厳しい時代に来ている。
当方で東洋経済オンラインに掲載しているコラム同様に危うい実態が書かれているが、
マイナス金利の影響で金融機関は資金需要には対不動産にしか目が行っていない感がある。
このところの株高を見ると、バブルが始まった時期を彷彿させる流れだ。
株を買わないと時代遅れ、不動産を買わないと儲からないなど、よく似た空気感が漂い始めている。
その後のバブル崩壊で不動産や株は価値がなくなり、残ったのは借金だけ、という話を思い出す。
そのツケをいまだに払い続けている人もかなりいる。
リゾートマンションや首都圏郊外の土地やマンションなど、高値つかみした人がババを持ち続けてしまった。
不動産のブームでは、坪40万円の土地が200万円までに値上がりしたり、都内から1時間もかかる分譲住宅で1億というようなものもあった。
それは、今や5分の1程度の価格で売られているが、その価格ですら売れない。
不動産は換金性が低いから、一度、下がり始めるとなかなか売値がつかない。
株のように朝一番の寄り付きで売って!といえない。
寄り付きでマンション売りができないのが不動産の怖さでもある。
特に、気になるのは地方のアパートやマンションの1棟ものに対する投資案件だ。
都内でも入居者探しに苦戦する時代、地方都市ではより厳しい現実が待ち受けている。
そうした場所では、土地値も低いが、いざ売却といっても購入需要や入居需要がなければ、未来永劫所有するか、任意売却や競売などで対処する格好になるだろう。
不動産投資で破産も今後、増えるかもしれない・・・
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