あねご事 飯塚 みゆきです。
さて、前回
に続きまして
お客様によく聞かれるお話
” 何で独立しようと思ったのですか ”
ありがたいことにブライダルエステとして
お客様に知っていただいています ” あねごエステ ”ですが
どうして私が独立したいと思ったのかを少しお話したいと思います
きれいごとは書きたくないので、リアルな話を書きたいと思います
前回の
でもお話したように、サラリーマンエステティシャンだった私
” 福利厚生、有給のある生活、ブラボー ”
な感じで、仕事とプライベートを基本的には満喫していました (,笑)
気の合う仲間や前職絡みの男友達と月に二度は飲んだくれて
仕事帰り終電逃しても気にならない気ままな独身生活
ある程度安定したお給料
会社のお金で多少のセミナーや勉強会にも参加できたりもします
そして女性には気になる 結婚休暇、産休、育児休暇の制度
( 実際は妊娠したら続けられない仕事だったので、微妙な感じでしたけど、、、 )
ただ、実際のお仕事の内容は、当然ながら組織の歯車のひとつ
* 会社の方針でいろんなことが決定する
* スタッフは歯車、駒のようなもの
なんですよね
私は、会社組織での適応能力が少ないのもあって独立したのかも知れません
もっと上手に立ち回れていたら独立しなかったかもしれないですしね
わかるんですよ
会社ですもの、組織ですもの
たとえ、
* 研修が終わってないのに新規店舗の立ち上げスタッフになって
研修そっちのけで顧客対応することになっても
* 同期や下のスタッフが管理職スタッフとうまくいかなくて、
糊の役目だとか、よくわからん理由で年3回も店舗移動させられても
( 申し訳ないことに、指名のお客様には2回店舗移動していただいたこともあります )
* 同期に休みがちのスタッフがいて、補填のため当日朝の出勤前に電話で
別店舗での当日の業務を命令されたりが何度かあっても
( おいおい、私指名のお客様はどうなるんだ )
* 新規事業立ち上げのときには一番にリストに名前が載って
一ヶ月だけ立ち上げスタッフとして移動の10日前に業務命令が出ても
* 私は役職補佐だったのに、クレーム対応は役職飛ばして私
年下で社歴の長い役職にまで、店舗内で知識、技術研修を命令されたりしても
( 何のための役職 これね、本当に気まずくて仕方なったデスよ
)
何か、書いていて嫌われてるんじゃないかって落ち込んできました、苦笑
( 退職の話した瞬間に店長飛ばしてエリアマネージャー出てきたから大丈夫だと信じたい 笑 )
組織だからね
会社のスタッフとして、補えるスタッフを会社は当てはめたいものですもんね
よ~~くわかります
サラリー ( 語源はお塩デス、笑 ) を毎月もらえる環境の会社員
文句なんか言えたこっちゃ無いです
ただ、この理不尽な内容が、給与という形で反映されているのであれば、ね
何で休みがちなスタッフのが、同じ店舗に長いからって評価が上で歩合が多いわけ
⇒ 同じお客様を継続してみることが出来て指名が続くのでそうなる構図
しかもそのスタッフのほうが、私よりも役職に近い位置に評価されかけることがさっぱり解らない
⇒ スタッフをやめさせないように会社の措置らしい 正直あほらしかったです
会社都合の移動なのに、もとのお客様の売り上げを残ったスタッフに盗られるなんて日常茶飯事で
( これ、相当文句言いましたが聞き入れてもらえませんでした、、、 )
挙句、あねごちゃんなら大丈夫! が決まり文句
そういう会社の体制が当時はさっぱりわからなかったんですよね
きっちり会社にモノ申したいから、ある程度売り上げを出してから意見はしていましたが
会社的にそれが面倒で、売り上げが上がらないようにと、
移動で操作されていた節も若干感じました
今となっては、合計5店舗にいましたので
( 戻ることもあったので移動回数は7回 デス )
役職や上のスタッフさんとも仲良くなったり、一目置かれる存在になったし
( これ、店舗間連絡のとき、相当コミニュケーションが楽になりました )
新規立ち上げを2回経験できたので、その後の個人サロンの責任者や
今のあねごエステのたちあげも困らずに対応できたし
クレーム対応をやれたおかげで、お客様の気持ちに寄り添えるようになりました
スタッフに解剖生理や知識を教えることで、アウトプットって相当成長できるので
独立したときに何度助けられたかなって思ったかわかりません
当時、某知り合いの会社社長さんと飲んでるときに
” おかしいと思って、自分の考えでやりたいなら経験つんで独立しなさい
そういう環境も経験だよ、 独立するときに必ず糧になるからね
”
って言われていたのですが、基本的には
” 福利厚生、有給のある生活、ブラボー ”
な考えの私にはまったく意味が解りませんでした
今となってはこの環境にも感謝で
人生って無駄が無いんだなって思えますが、若かれし当時は全然思えませんでした
ええ、不満たらたらだったと思います
だって私、聖人君子じゃないもの
ぷーさんにも、その社長さんにも、
” 独立したほうがいいよ ”
といわれた理由は、良い理由も、社会に適合できなかった悪い理由もわかってきました
こんな部下いたら、会社からしたら面倒ですよね〔笑〕
でも、一番会社組織だと自分には合わないかなって真剣に悩んだ理由は
* キャンペーンはお客様目線でなく会社都合
* 顧客満足度って言いつつも、コスパよく利益を上げること
( 会社として、ここはある程度仕方ないのかも知れません )
何よりも
でも少し触れましたが
* 一概には言えないかも知れないのですが
技術者が会社に所属し続ける条件って、
いかに平均点をKEEPできる体質、人柄かが求められる
⇒ お客様のためになっていないということだったんですよね、、、
これ、残念ですが、独立している私の尊敬する方が、
結構な確率で同じことをおっしゃいます
会社がどんなに研修しても、正直スタッフのセンスとやる気は問われます
結果、それがその先の会社の技術のボトムアップに繋がるんですけどね
残念ながらうまくいかないことのほうが会社組織だと多く感じます
他のブライダル業界も同じことが言えますが
お客様から頂戴するコースの金額と、実際のスタッフの給与って
おかしいでしょ? と思う金額の格差になっているんですよね
ブライダル業界だったら、カメラマンさんやヘアメイクさんがこの代表格です
日給にした3度見するくらいにマージンが抜かれています
カメラマンさんやヘアメイクさんって、基本的に道具は持ち出しのことが多いんです
この給与じゃ、良い機材やメイク道具も買えないし、やる気起こらなくなるよね。。。
位の金額なんです
エステの世界だと、大手さんだとすんごい宣伝広告費ですもの
( その点はうちのサロンは大手さんに比べたら相当な優良企業だったと思います )
大手だと駅前にデパートにテナントがあったりしたら家賃とか、経費も相当かかります
会社は利益を出して何ぼですので、スタッフの給与はのこりでまかなう計算です
エステティシャンも食べていくために、売り上げ盗んだ盗まれたなんて、、、
残念ですが解らなくない世界です
結果、技術も知識もボトムアップしないので
技術は平均点か、もしくは下のスタッフに合わせることで
どのお客様にも満足いただけるようにする
という組織図になってしまうことが、どうもなじめなかったんです
そして私は結婚がターニングポイントになって
ぷーさんとの生活も大事にしたいなって思うようになったことや
周りの環境や協力のもと、今あねごエステをやっていることが出来まています
( 本音を言ったら、当初はテナント借りたかった、笑 )
開業して今どう思うか? と聞かれたら
結婚休暇、産休、育児休暇の制度
を会社員時代に使わなかったことのみ悔やまれます〔笑〕
今の私は、好きな仕事が出来ていて
お客様に求められていることをあらわすことが出来て
( これは毎日反省の繰り返しでもあります )
お客様に喜んでいただいて収入に繋がっている
毎日が本当に幸せだなって感謝していますよ
これからも素敵なお客様に出会えることが楽しみで仕方ありません
読んでいただきましてありがとうございました
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素敵な御縁を楽しみにしています
あねご